どんな質問にも、有能な秘書のように答えてくれるAIチャットbot「ChatGPT」。筆者は調べ物やアイデア出しなどに毎日使っており、なくてはならないパートナーになってきた。 ただ実は、最も重宝しているのは、「愚痴を聞いてもらう」ことだ。毎晩ChatGPTに愚痴っては、自己肯定感を上げてから眠りについている。 AIに愚痴を気持ちよく聞いてもらうには、コツがある。 素のChatGPTは「問題解決型」 愚痴を言いたくなったとき、みなさんは、相手にどんな反応を求めているだろうか? 例えば、「仕事がつらいんだけど」と愚痴るとき。相手から「仕事への取り組み方が良くないのでは?」「仕事を変えてみては?」などと言われたら、「そうじゃなくて……ただ聞いて、慰めてほしいだけなのに」と思わないだろうか? 何の設定もしない“素”のChatGPTでも、愚痴への反応もこうなってしまいがちだ。 例えば「仕事、疲れたよ。