【姓名】 李仁(りじん) 【あざな】 ? 【原籍】 ? 【生没】 ?~?年(?歳) 【吉川】 登場せず。 【演義】 登場せず。 【正史】 登場人物。 孫晧(そんこう)の行いに非難すべきところはなし 父母ともに不詳。 孫晧は群臣を集めて酒宴を開くとき、いつも皆が酔いつぶれるまで飲ませた。 その際は、10名の黄門郎(こうもんろう)を選んで宴席に立たせておき、群臣に過ちを犯す者がいないか監視させた。 こうしておいて、大きな過失があった者をその場で厳刑に処し、小さな過失があった者にも必ず罰を与えた。 また、孫晧の後宮には数千人の宮女がいたが、新たに宮女を選んでは後宮へ入れることをやめなかった。 このころ宮中に川が引かれていたが、孫晧は意に沿わぬ者を見つけては殺害し、その川に流したという。ほかにも孫晧は顔の皮を剝がせたり、眼をえぐらせたりもした。 李仁は孫晧の下で侍中(じちゅう)を務めていたが、28