日産の工藤さん(@zenkudo)の講演を直接伺ったことはないのですが、twitterで色々な方がtsudaっておられたのが非常に興味深かったため、ちょっとまとめてみました。 ●なぜソーシャルメディアに取り組むのか。ミッションは? 面白いだけではだめ。そしてやらないリスク。 日...
日産の工藤さん(@zenkudo)の講演を直接伺ったことはないのですが、twitterで色々な方がtsudaっておられたのが非常に興味深かったため、ちょっとまとめてみました。 ●なぜソーシャルメディアに取り組むのか。ミッションは? 面白いだけではだめ。そしてやらないリスク。 日...
前回は,藤井に「理由」の重要性を説明し,理由を上手く使えば「お断り話法」にも利用できることを教えました。さて,今回も説明時に非常に大事になる「理由」に関する話です。 説明は,分かりやすいというだけでは不十分な場合があります。それは,他人を動かすときの「説得力」に関するものです。何かを説明し,相手から「YES」と言ってもらうには「説得力を高める」必要があるのです。今回は説得力ついて話をしましょう。 今回も,“仕事に役立つ7つの科目”の「(3)説得的会話」に関するノウハウがテーマです。なお,今回のPDFファイルでは「芦屋式『説得力を高める』チェックポイント・シート」を付録として用意しましたので,説得力に自信がない方,部下に教えたい方はご活用下さい。 説得力を高めるためには「理由」が重要になる さて,坂本,藤井,一通り説明に関する話をしたのだけど,そろそろ上層部への報告をしようか。今月は僕じゃな
前回は,藤井と坂本の説明方法の違いを説明しました。そして,藤井の説明の何が問題かを具体的に彼の説明記録を見ながら考え,さらに,上手く説明するためには,"質問"を学ぶことが大事だということも説明しました。 1.「何の話?」「報告?,相談?,連絡?」 2.「簡単に言うとどういうことなの?」,「一言で言うと?」 3.「それはなぜ?」,「どうしてそうなるの?」 4.「具体的に言うとどういうことなの?」,「うちの場合で言うと?」 5.「もう少し詳細に言うとどうなるの?」,「もっと細かく説明すると?」 6.「何が原因なの?」,「どこが問題なの?」 7.「私はどうすればいいの?」「俺がやる事あるの?」 8.「いつまでにやるの?」「スケジュール感は?」 9.「ところで君は何をするの?」 10.「これで上手くいくの?」,「これで大丈夫なの?」 話が上手くない人の説明は,相手の評価が上の表の"質問"として返っ
前回は,藤井との人間関係に困っている坂本へのアドバイスとして「言われて嬉しかった"褒め言葉"10事例」を説明しました。人は誰でも自分を認めてほしいと思っています。しかし,日本人の多くは,その民族性からでしょうか,褒めるのが上手くないと言われています。これは,非常に残念なことだと思います。 適切に,上手いタイミングで心から染み出た"褒め言葉"には,人を感動させる力があります。このことを理解し,上司の立場にある人は,もっと「褒める」を考えるべきでしょう。 さて,今回のエピソードには,藤井が登場します。藤井の育成は坂本にお願いしていましたが,当然,私はすべてを坂本任せにするつもりはありませんでした。そこで,今回は,坂本同席のもと,藤井に販社との提案活動の進捗報告をしてもらったときの話を紹介しましょう。 今回は“仕事に役立つ7つの科目”の「(3)説得的会話」に関するノウハウがテーマとなります。 P
システム開発の目的やシステムの実現手段を、我々の業務要件に沿って明文化できる能力を備えたITベンダーは魅力的だ。そういう力のあるソリューションプロバイダは、ユーザー企業の経営状況やビジネス目標、課題などの情報収集に熱心なもの。彼らの営業スタイルは、自社の都合で製品やサービスをユーザー企業に売り込もうというのとは違う。 当社は昨年5月、全世界で利用する基幹系システムを使い、貨物追跡データや当社倉庫で預かっている品物の入出庫データなどを、顧客に対してリアルタイムで提供できるようにした。この世界共通システムの構築を担当したのがインドの大手SIerだ。 このインドの大手ベンダーの営業担当者は本当に熱心だった。コンペの段階の話だが、同社の担当者は当社のWebサイトに300回以上アクセスしていたことがシステムログから分かった。「案件の獲得に必死なんだ」と感心した。 現在の日本のITベンダーはどうか。「
提案書の書き方の最後に、プレゼンテーションについて解説したい。いくら優れた提案書も、相手にうまく説明できなければ意味がない。そのためには「分かりやすいストーリー」「プレゼン全体の流れに留意」「“場”の空気を読む」「デモのやり方を工夫」など4つのポイントがある。 提案書の書き方の最後となる今回は、プレゼンテーションについて解説をしたい。 提案書はプレゼンテーションを通じて顧客にお披露目され役目を終える。そのためプレゼンテーションにおいて、効果的な提案書となっていなければ役目を果 たしたことにはならない。プレゼンテーションの進め方を理解しその上でその進め方に適した提案書を書くように心がけてほしい。では、どのようなプレゼン テーションを行えばよいのだろうか。 分厚い提案書では、すべての内容を説明する時間はない。適度な量であっても退屈な説明では、話の途中で飽きてしまう。プレゼンテーションは、顧客の
「お伝えしたはずですが・・・」「そんなこと言ってない!」などと,相手から言われたことはありませんか? 私たちは相手の話をきちんと聴いているようで,実際には正しく聴けていないことがあります。これが積み重なると,仕事の手戻りが何回も発生してしまい,納期に間に合わない,信頼を損ねるといったことにつながります。 前回説明した3つの「きく」モードを,もう一度確認しておきましょう(図1)。 この図の○の例のように「聴く」ための手順は,3つあります(図2)。1つ目は,相手が話しやすいと思えるような態度を意識して取って聴くことです。これは前回,詳しく説明しました。2つ目は,相手の話しを正しく,より深く聴くこと。そして,3つ目は,相手の話の内容や感情に理解を示して聴くことです。今回は2つ目の,相手の話しを正しく,より深く聴くコツについて紹介しましょう。 自分の解釈を相手に直接確認する 相手の話を正しく聴くた
プレゼンで話すときは分かりやすくが基本 話をするときには、相手にとって聞き取りやすいということが第一のポイントです。プレゼンで顧客に聞き取りやすく話すには、音量・発声・話す速さ・音程に気をつけることが大切です(図2)。 話すための道具1:聞き取りやすい音声 実際のプレゼンで音量に気をつけなければならないのは、複数の顧客に話をする場合です。人数が多くなるほど、話し手と聞き手の距離は広がります。プレゼンターが自分の近くの顧客に話をした場合、自然と声が小さくなり、遠くに座っている顧客が聞き取りにくくなってしまう可能性があります。また、提案書を読みながら説明したり、スクリーンに向かって説明したりしてしまうと、声が顧客に届かなくなることもあるので気をつけるようにしましょう。 営業パーソンの話が聞き取りにくいケースでは、声の大きさよりも滑舌の悪さが原因になっていることの方が多いように感じます。つまり、
「愛社精神」は,SEや営業に欠かせない重要なビジネススキルだと,筆者は断言する。愛社精神を古臭いと考え,一般社員だけではなく,マネジメント層までが愛社精神を持ち合わせていない状況に危機感を募らせる。自分の会社,売り込む製品やサービスを誇る気持ちがないのに,お客に対して素晴らしい営業活動を展開することができるわけがないと断じる。経営者やマネジメント,SE,営業が一体となって「愛社精神」復活に挑戦しようと訴える。 「愛社精神」という言葉は,もはや死語になった感がある。大企業では大規模なリストラが普通となり,転職はごく当たり前。日本も欧米化し,グローバルの常識に近づいてきたともいえる。いまや,社員が会社に対してロイヤリティを持つことは誇らしいことではなくなり,社長からも「就社するのではなく,自分の専門技術を磨いてほしい」といった言葉が出るほどだ。 しかし,筆者はこうした状況に大きな疑問を抱いてい
プランニングとライティングは無関係に思われがちだが,Webサイトの大部分を占めているのは「テキスト」だ。今回は,企画段階から考えておくべき「言葉」の問題について取り上げてみる。 テキストの重要性を再認識しよう 「Webサイト構築に必要な要素を,重要な順に三つ挙げてください」――このような質問に対して,皆さんなら何と答えるだろうか? デザイナー出身のプランナーなら,ビジュアル・デザイン,インタフェース・デザイン(サイト構成+ナビゲーション),画像と答えるかもしれない。エンジニア出身者なら,プログラム,データベース,プラットフォームを挙げるかもしれない。ところが,一般のエンドユーザーにとって最も触れる機会が多いのは「テキスト」,中でも,記号や式や構文ではなく「言葉」だ。 Webサイトの要素を表すなら,図1のようになる。言葉は誰もが使いこなせる出力形式だから,見過ごしがちになるが,デザインとプロ
(第17回から読む) 1999年の経営計画発表会、約400人をお招きした会場で、坂本の「上場宣言」を受け、当時の主幹事証券会社の方がマイクを握って、言い放ちました。 「みなさん、いいことを教えましょう。株式を公開するということは、役員や社長が一儲けすることですよ」 彼の言葉に、会場は水を打ったように静まりかえりました。 私たちの考えとは、違う――。 咄嗟に、坂本を見ました。坂本の顔も、凍り付いていました。 私たちは日頃から、社員やスタッフさんの幸せのために会社はある、現場に報いるために上場しよう、と言い続けてきました。 なのに証券会社が、私たちの理念を真っ向から否定したのです。 私は閉会の辞を任されていました。まもなく、番が回ってくる。会場の真ん中のテーブルにいる坂本に「違う、と言っていいですか」と聞きたくても、端にいる私の席からは遠くて動けません。 震えながら、マイクの前に 主幹事会社の
人格ある企業 通常、企業はその定款により主たる業務内容が定義されている。一般的には何らかの製品、サービスを提供し収益を得る構造になっているため、企業サイトは製品やサービスの情報、つまりそれらを紹介したり販売するコンテンツを作成、掲載してお客様とコミュニケーションしている。 コミュニケーションの基本は相手があって初めて成立する。コミュニケーションの相手がどのような人(法人)なのか、どのような考え方、価値観を持っているのか‥、など相手の情報が分かれば分かるほど、そのコミュニケーションの深さも深くなる。 これは日常の人間関係においても当たり前のことである。法人と個人(お客様)との関係もそうなると、より深い関係に発展する。よく、私は○○ファンだとか、彼は○×通だ‥、など企業名あるいはブランド名を出して自慢する方々にお会いすることも多いが、まさしくこれは前述のコミュニケーションつまり企業(法人)の人
高橋 俊樹 グローバル ナレッジ ネットワーク 人材教育コンサルタント 前回,「話すことと聴くこと」を意識しましょうとお伝えしました。早速,より良いコミュニケーションを取るための第一歩,「聴き方」から見ていきましょう。 良いコミュニケーションと悪いコミュニケーション 皆さんは仕事をしていく上で,日ごろから社内外問わず,良いコミュニケーションを心がけていると思います。良いコミュニケーションは,相手の話を自分の価値観などで判断せずに正しく聴く,相手の言い分をまず受け止めることからスタートします。それから,自分の話したいことを伝え合います。相手と良いコミュニケーションが取れていると感じる時は,相手の言いたいことがよく分かる,理解できていることが多いはずです。 逆に悪いコミュニケーションでは上記のことができていません(図1)。例えば,双方が相手の話を聴かずに話している場面を想像してみてください。お
経営者がブログを書く効用は計り知れません。おそらく数年後には,企業と経営者の社会的責任の1つとして,経営者ブログを通じた情報公開が挙げられるようになると考えています。しかしながら,特に上場大企業の経営者は,昨今のコンプライアンス,内部統制,敵対的買収への対応や,いわゆるブログ炎上への恐怖から,経営者ブログでリーダーシップを示すところまで気が回らないようです。 そこで,まずはオーナー経営の中堅企業創業者が率先垂範で経営者ブログに力を入れることに大きな期待を寄せています。そんな黎明期にあって,コンピュータ用パッケージ・ソフトウェアの販売,技術サポート,教育,コンサルティングで全国展開をしている株式会社アシストの経営者ブログを知りました。 同社の創業経営者ビル・トッテン氏は米国出身で,日本に帰化した親日派の言論人としても活躍されている著名な経営者です。氏の経営者ブログは,単なる企業PR,IR(投
前回は,坂本のエピソード・・・以前の所属で,モチベーションをダウンさせてしまった彼が,私との会話の中で,自分の気持ちを吐露しながら,新しい仕事に前向きに取り込もうとするまでのプロセスを紹介しました。 坂本は,後に非常に優秀な人材に成長していくのですが,このエピソードの後にも,関係する部門の人々との間にさまざまな問題が発生しました。私は,その都度,問題に対応しながら,少しづつ坂本にヒューマンマネジメントを教えるようにしていました。 今回のエピソードは,前回のエピソードの直後の話です。 みんながお前のような人間ではないんだ・・・ 私と坂本,岡田の3人は,当社の営業企画部門の担当者数人と一緒に,商品供給を行うために大手販社に業務提携のアプローチをしていました。 われわれは,IT企画チームの担当者として,販社の担当者の方への提案や,提供機能の要件交渉などを行っていました。 われわれは開発チームに,
画像にalt属性を よく「画像にはalt属性をつけましょう」というフレーズを耳にするかと思いますが、これはサイトのアクセシビリティ改善における対応のうち、もっともメジャーなものであるといえます。WAIのアクセシビリティガイドラインであるWCAG1.0には「テーブルをレイアウトに使ってはいけません」というような内容の項目もありますが、これに対して「よっしゃ、テーブルを使うのをやめよう」とあっさりと決断してサックリとそのように作り変えることなど、ほとんどのサイトにおいて無茶な話でしょう。しかし「すべての画像にalt属性をつけよう」というのはアクセシビリティの対応要件に必ずといって良いほど含まれます。これなら、たとえ数千ページある規模のサイトであっても、とりあえず機械的な処理であるとか、人海戦術であるとかでも何とかなりそうだから……と思うからかもしれません。 たまにalt属性のことをaltタグと
企業のブログ活用を考えると,本来,大企業の方が有利な場合も多いはずです。なにしろ,全事業所,全部門,全社員でブログを毎日書いたら,その情報発信量は圧倒的です。検索エンジン対策には更新の頻度や量が重要になる(関連記事「RFMを極めたブログが検索エンジンに勝つ」)という観点からも,全社員によるブログ更新は大変効果的なのです。 しかし,多くの大企業経営者や広報担当者は,社員に好き勝手にブログを書かせることにリスクを感じているようで,まだ踏み切れていないようです。 そんな中,カメラのキタムラでは560店舗の各店にひとつずつブログを用意して,積極的な情報発信を続けています。そこで,そのブログ効果を検証しつつ,同社のチャレンジ精神にエールを送る意味でさらなる活性化案を考えてみます。 Googleで「カメラ」と検索すると2位(2007/1/13現在) 560店舗ブログの効果で,最も顕著なものは,主要キー
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く