日経ビジネスオンラインでは、各界のキーパーソンや人気連載陣に「シン・ゴジラ」を読み解いてもらうキャンペーン「「シン・ゴジラ」、私はこう読む」を展開しています。※この記事には映画「シン・ゴジラ」の内容に関する記述が含まれています。 前編のスパコンに続き、日経コンピュータ記者が「シン・ゴジラ」が描いた現実に近い虚構に迫る。後編のテーマは、インターネットを中心としたITインフラだ。ゴジラが首都中心部を破壊したが、ここには日本のインターネット網の「心臓」部分がある。虚構が現実となった場合はどうなるのか。IT記者が専門家を直撃した。 「シン・ゴジラ」の終盤では、東京駅の近くで動きを止めていたゴジラに対して「ヤシオリ作戦」が決行される。人が避難して無人となった都心で、決死の作戦が…。 その様子を映画館で見ていて、作戦の進捗以上に気になったことがあった。東京駅周辺、つまり東京都千代田区大手町あたりのビル
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