2019年4月26日夜、日本ハッカー協会主催によるITエンジニア向けセミナー「不正指令電磁的記録罪の傾向と対策」が東京・渋谷で開催された(後援:IPA/情報処理推進機構)。 この日のテーマとなった「不正指令電磁的記録に関する罪」(いわゆるウイルス作成罪)は、今年3月に横浜地裁で無罪判決が出た「Coinhive(コインハイブ)事件」の刑事裁判で争点となったものだ。同事件に限らず、最近では「アラートループ事件」(アラートダイアログが繰り返し表示されるWebページへのリンクを掲示板に貼った数名が家宅捜索を受けた事案)や「Wizard Bible事件」(セキュリティ研究のためのWebマガジンが初歩的なリモートコマンド実行コードを掲載したところ管理者が略式起訴=罰金刑を受けた事案)など、この罪状による摘発が相次ぎ、同時にセキュリティ研究者やITエンジニアの間ではその“摘発範囲の曖昧さ”を懸念する声も
■ 「不正指令電磁的記録罪の傾向と対策」へ参加してきた Coinhive事件、Wizard Bible事件に無限alert事件と、立て続けに警察・検察による不当(としか思えないよう)な検挙が続いているITセキュリティ業界。業界に身をおいていながら無関心ではいられないので参加してきた。同じ考えの人は多かったようで、キャパ200名の会場はほぼ満席*1、YouTubeの中継も大勢が視聴していたようだ。後日ASCII.jpによる詳細なレポートが出たのでそちらを見るのが良いだろう。 前説がスーツ姿の男性で、非常に硬い感じだったので場違いなところに来てしまったのではないかと焦ったが、挨拶に登場した杉浦さん*2はいつもどおりのTシャツ姿で安心した。いやー、おれも含め、客は会社帰りでスーツ多めだし、あんまりハッカーの集会には見えなかったよね(笑)。 エンジニアのための刑事手続入門 (平野敬) 元エンジニア
6.2型のQHD+(1440×3120ピクセル)ディスプレイには、新開発の「Pro IGZO」を採用。10億色の色表現と、AQUOS R2比で約2倍の明るさを実現。肌の質感や青空のグラデーションなどを、より滑らかな階調で表現できるという。1秒間に120回の画面更新を行いスムーズなタッチ操作を可能にする120Hz駆動を実現しながら、電力効率が約10%アップした。同社は「スマートフォンAQUOS史上最高の画質と性能を実現した」とアピールする。 AQUOS R2と同様、アウトカメラは「静止画用」と「動画用」の2つを搭載。静止画用カメラは約1220万画素、F1.7、焦点距離(35mmフィルム換算)26mm相当で光学式手ブレ補正にも対応する。新画質エンジン「ProPix2」も採用したことも特徴の1つ。AIが被写体の動きを検知し、シャッタースピードや露光を最適に調整することで、被写体ブレを抑えることが
「黒い聖母」と呼ばれる絵画に虹色の光輪を描いたことで女性が訴追された/from Amnesty International (CNN) ポーランドで最近、イエス・キリストと聖母マリアの絵画に性的少数者の権利を象徴する虹色の旗で光輪を付けて掲示した女性が、宗教感情を害した罪に問われ、起訴された。有罪となれば、最大で禁錮2年の刑を言い渡される。 警察によると、エルジュビエタ・ポドレシナさん(51)は、ポーランド中部の街プウォツクでこのポスターを掲示していた。警察が本人の車と自宅を捜索したところ、さらに複数のポスターが見つかったという。 ポドレシナさんは国際人権NGO、アムネスティ・インターナショナルのツアーに参加し、戻った後で拘束された。 ポーランドでは裁判が終わるまで被告の実名報道は禁止されるのが一般的だが、ポドレシナさんはメディアが名前を公表することに同意した。 弁護側は、ポスターの掲示が
これまでにも何度か紹介してきた、シリコンバレーのA16Zというトップクラスのベンチャーキャピタルの気鋭のアナリスト、ベネディクト・エバンスが、「AIのバイアス」についての考察をまとめていました。 いわゆる「AIのバイアス」といえば、例えば、白人の方が黒人より多い画像データで作ったAIシステムは白人を認識するのは得意だが黒人はそうでない、といったもののように、私達にとって想像つきやすいものについつい目が行ってしまいがちです。しかし実は、私達人間には認識すらできないもの、例えば光の当たり加減や、音の領域などがバイアスとしてデータに入ってきてしまった場合におきるAIのバイアスこそが、難しい問題なのではないかとベネディクトは言います。 いつものように、鋭い考察でいろいろな角度からAIのバイアスに切り込んでいきますが、彼のエッセイがおもしろいのは、もちろん彼の分析力、クリティカル・シンキング能力が素
はじめに 昨年から DNS over TLS (DoT)、DNS over HTTPS (DoH) にまつわる動きが急速に活発になっています。 DoT は2016年に RFC7858 が出てしばらくは大きな動きはありませんでしたが、2017年11月にサービス開始した public DNS である Quad9 (9.9.9.9)、昨年4月開始の Cloudflare (1.1.1.1)が相次いで DoT に正式対応し、遅れて今年1月には Google Public DNS (8.8.8.8) も対応しました。クライアント側としては昨年8月リリースの Android 9 “Pie” が DoT に対応しています。 DoH は仕様の標準化より実装の方が先行しています。Cloudflare は DoT だけでなく DoH も昨年4月のサービス開始当初からサポートしています。Mozilla Fire
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