丸紅はコーヒー豆の輸入で日本トップクラスの取扱高を持つ。他社との厳しい競争にどうやって勝ち残るか。同社でアフリカ地域の豆の買い付けを一手に引き受ける坂井陽さん(27)は、年間3万杯の試飲を繰り返す。コーヒーを知り、産地と顧客の双方を満足させる商談で、社内でも一目置かれる存在だ。 一般には知られていないが、丸紅は日本で消費されているコーヒー豆の3分の1を取り扱っている。産地はアフリカから中南米、アジアなど世界各地に広がる。このうち「モカ」に代表されるアフリカ産は、豊かな甘味と際立つ酸味の両立が特徴で、世界中で人気のコーヒー豆だ。 同社の飲料原料部・飲料原料第1課に所属する坂井さんは、現地駐在員を含めて数人いる「アフリカコーヒー担当チーム」の中でも、買い付けから商品開発、営業までをほぼ1人でこなす中心メンバーだ。 成功体験の1つが、台湾のコーヒーチェーンとの商談をまとめたことだ。その店ではもと
新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、勢いを増しているのがアメリカの動画配信大手、ネットフリックスだ。 【データビジュアル】新型コロナウイルス 国内の感染状況 2020年4月21日に発表された決算発表では、全世界の有料会員数は1億8286万人超、わずか3カ月で1577万人も増加した。日本での会員数は非公表だが、2019年夏時点の約300万人から大きく伸ばしていることは確実だろう。 日本で牽引役の1つになっているのが、アニメだ。ネットフリックスが今年から始めた「今日のトップ10」。その日の人気コンテンツを並べたランキングだが、日本ではアニメ「攻殻機動隊SAC_2045」が上位にランクされる。人気アニメ「鬼滅の刃」も、ランキングの常連だ。 ただ、ネットフリックスは今になってアニメに力を入れ始めたわけではない。これまでも一貫してアニメ強化を続けているのだ。 ■制作会社と提携し独占配信
お店の味が自宅で楽しめたら――そんな希望を叶えてくれるのが、グルメイノベーション(株)が運営する、「宅麺.com」(以下、宅麺と表記)。ラーメン店から冷凍便で直接ラーメンが送られてくる宅配サービスだ。 【写真】「ラーメンショップ」が不死身なワケ…強さの秘訣は“ユルさ”だった このようなサービスが認知されるようになって、たかだか10年ほどしか経っていない。しかし、それまでは斯様なニーズがなかったわけではない。過去には様々の商品が試行錯誤され、それは今なお続いている。 では、どうして宅麺といったサービスだけが、ことラーメンにおいては広まったのだろうか? 自宅で食べられるラーメンといって、真っ先に思い出すのがカップ麺や袋麺といったインスタントラーメンだろう。コンビニやスーパーに行けば、“名店の味”などと称して、お店の味を掲げた商品が棚の多くを占めている。また、有名ラーメンチェーンでは、店頭でテイ
「警察・交通課のウラ話」、興味ありますか? 普段、あまり聞けない話だけにそそリますよね。 【画像ギャラリー】R34GT-R、R35GT-R、フェアレディZ、スポーツカーのパトカーは警察官に人気がない!? ということで、話を聞いたのは元埼玉県警・交通課警部補の長野浩和さん。 白バイ、白黒パトカー、覆面パトカーに乗り、交通違反取締りなどをやっていた方。もちろん、公開できる範囲で、深くたっぷりと語っていただきました。 さて、どんなナイショ話が飛び出すのか? 文・まとめ/ベストカー編集部 写真/長野浩和さん ベストカー編集部 初出/ベストカー2020年3月26日号 ベストカー編集部(以下BC) さっそくナイショ話をお聞きしたいと思います。まず、お聞きしたいのは、白バイは専用の車両が与えられるんですか? 元埼玉県警交通課警部補・長野浩和さん(以下敬称略・長野) そうです。 BC 白バイに使われるオー
新型コロナウイルスの感染拡大が、日本のアニメ業界を直撃している。近年、テレビアニメの制作本数の増加から海外、特に中国のスタジオに作画などの制作を委託する制作会社が増加。その中、コロナウイルスの影響で中国への物資の送付や人の往来が難しくなり、制作に支障が出ている。日中の制作関係者が24日、日刊スポーツの取材に応じ、危機的な現状を明かした。 【写真】江蘇省無錫市で箱の除菌をする担当者 ◇ ◇ ◇ 近年、日本のアニメは中国に依存する面が増していた。50代の日本人制作関係者は「作画などを委託する比重が高まり、全体で半分以上の会社は中国に委託する状況じゃないですか」と説明する。中国にスタジオを作ったり、逆に中国の会社が日本に支社を作ったり、日本の制作者を好条件で雇用するケースも少なくないという。中国の配信大手「ビリビリ動画」が日本のアニメの公式配信を始め、その権利料収入も大きな収益となっ
喫茶店・カフェに通うこと通算5000回以上。コーヒーも好きですが、喫茶店という空間をこよなく愛しています。今回は、そんな喫茶店大好きな私が、ひとりの時間を満喫するのにおすすめの新宿の喫茶店を五つご紹介します。どの喫茶店も個性が光る素敵なお店ばかりを選びました。(福永洋一) 【写真特集】こだわりのコーヒーや軽食、スイーツが楽しめる新宿の喫茶店 最初に紹介する店舗は「珈琲貴族エジンバラ」。24時間営業しており、幅広い年齢層のお客が訪れる喫茶店です。 私のお気に入りは、カウンター席でひとり優雅に過ごすことです。頭の中を整理したいときに行きます。おいしいコーヒーを飲みながら黙考すると、存分にこのお店の良さを味わうことができるでしょう。 ブレンドコーヒー「貴族ブレンド」(税込み900円)は、オーダーを受けてから豆を挽(ひ)いているそうです。モカをベースにブレンドされていて、酸味が強めのコーヒーです。
アジア各国が東京オリンピックを目指して競い合うU-23アジア選手権での日本の戦いが終わりました。 【画像】東京五輪世代、ベストメンバーと言われる顔ぶれは? 日本は開催国枠により出場は決まっていますが、他のチームにとってはここで出場権を獲得しないといけません。本気のアジアのチームに対して、日本はどこまで闘えたのか、以前行なった2試合も含め、カタール戦を中心に僕なりに考えてみました。 今回の大会の会場は、タイ。つまり高温多湿。日本にもオリンピック開催時期は、温暖化により、東南アジアのような蒸し暑さがあります。オリンピック会場と似た環境で、どのように闘ったのか。まずは昨日終えたばかりのカタール戦を振り返ります。 過去2戦からスタメンを数名ずつ入れ替えながら戦った日本ですが、戦術的な部分で目につくことが多くありました。カタール戦の前半アディショナルタイムには退場者も出たので、後半に関しては後で全体
働き方改革の影響もあってか、睡眠の大切さが注目されている昨今ですが、深い睡眠だったり、質の高い睡眠だったりすれば短くてもOK、といった記事も見かけます。そうした短時間睡眠の落とし穴を、睡眠専門医の三島先生、ヒツジ君、トリ君の対話形式で解説します。 ギャラリー:動物たちの寝顔にホッとする 写真24点 三島:ヒツジ君、トリ君、あけましておめでとう! 本年もヨロシクね。 ヒツジ、トリ:おめでとうございます! こちらこそよろしくお願いします! 三島:今年も睡眠に関するいろいろな話題を取り上げていこうと思います。以前、睡眠負債というワードが流行ったけれど、その後もさまざまな睡眠グッズや食品が売り出されたり、睡眠や昼寝を推奨する企業が増えるなど、睡眠に対する関心がますます強くなっているのを感じるね。働き方改革などライフワークバランスが重視されるようになったことも一因かな。 ヒツジ:そうかもしれませんね
激闘が繰り広げられている第98回高校サッカー選手権大会も残すところあと3試合、準決勝と決勝を残すのみとなった。今大会のトレンドとして注目される「中高一貫」は、ベスト4に進出した4校すべてに当てはまる。ただしその取り組み方は各校それぞれ。高校サッカーの強豪が「クラブチーム化」していく時代の流れと、その奥行きの深さとは? (文=大島和人、写真=Getty Images) 第98回高校サッカー選手権大会の明らかなトレンドは「中高一貫」だ。ベスト4に勝ち残ったチームはすべて付属中学校、もしくは系列のクラブチームを強化している。 ★4校の系列関係(U-18/U-15) 青森山田高校(青森)/青森山田中学 帝京長岡高校(新潟) /長岡ジュニアユースフットボールクラブ(長岡JYFC) 矢板中央高校(栃木) /矢板SC 静岡学園高校(静岡) /静岡学園中学 高校サッカーの強豪が「クラブチーム化」していく流
中島翔哉が本来の輝きを取り戻している。現地19日に行われたポルトガルカップの5回戦に先発起用されると、移籍後初ゴールを決めてポルトを準々決勝進出に導いた。急速にパフォーマンスを上げ、評価を高めている理由とは。苦しみ続けた背番号10は、自由を得て力強く羽ばたき始めた。(文:舩木渉) ●ようやく決まったポルトでの初ゴール 土砂降りの雨でピッチには水が溜まる悪条件の中でも、軽やかに飛び回る背番号10は輝いて見えた。現地19日に行われたタッサ・デ・ポルトガル(ポルトガルカップ)の5回戦、サンタ・クララ戦に先発出場したポルトのMF中島翔哉がチームを勝利に導いた。 待ちに待った瞬間が訪れたのは29分のことだった。MFルイス・ディアスからのパスを受けたFWゼ・ルイスがペナルティエリア手前で前を向き、相手ディフェンスを釘付けにしながら右に走ったMFヘスス・コロナへ展開する。 コロナは目の前のDFとの駆け引
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