玩具会社「幻冬舎エデュケーション」(渋谷区)の子ども用木製将棋「どうぶつしょうぎ特選」が、NPO法人「日本グッド・トイ委員会」の主催するグッド・トイの一つに選ばれ、国産材を活用した玩具として林野庁長官賞に輝いた。九日、NPOが運営する東京おもちゃ美術館(新宿区)で表彰式があった。 どうぶつしょうぎ特選は三重、岡山県産ヒノキを用い、広島県の家具工場が製造。将棋をさした際のパシィという音と木の香りが特徴。中村晃一社長(57)は「美術館でほとんどのおもちゃが外国で作られていると聞いたのがきっかけで開発した。受賞は感激。広めていきたい」と話した。