祝辞は『3月のライオン』の羽海野チカさん。 スピーチの代わりにイラストという素敵な新手を戴きました。
![就位式 | 妻の小言。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/63a4d6ceb0c69f12c0363f0b97f5d11ca5fae3d3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Fpds%2F1%2F201201%2F30%2F23%2Fa0100923_15272342.jpg)
「(プロフェッショナルとは)自分がこの世からいなくなった後、その未来の世界に、自分がどういう良い影響を与えられるか、インパクトを残せるか、そこまで真剣に考えれる人だと思います」(石井裕「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」より) 息子とどうぶつしょうぎを指している時の旦那は、さすがプロだと思わされる。 本気を出せば当然全勝できるわけだが、あえて考えさせる場面を作り、そこで相手が正解の手を指せたら勝たせてあげ、指せなかった場合に負かす。 勝つ楽しみを教えることができる。プロフェッショナルだと思った。 天下一将棋会。 ゲーセンの機械の前に立たせちゃダメだよ。 あの人自身が楽しくなっちゃうから。
息子がまだ3歳か4歳のころ。 「お母さんの絵、描いてみて」と息子にお願いをした。 私の顔をちらちら見ながら描いてくれた絵には、私と思われる顔、そしてその上に何か丸い物も描いてあった。 「これ何?」と聞くと「フライパン」と返ってきた。 料理を作っているイメージをしてくれるのは母として嬉しいが、どう見ても頭にフライパンが刺さっているようにしか見えなかった。
日曜日、家族3人で高尾山(東京都)へ行く。 いや、本当は大崎さん(詰将棋作家)も来る予定だった。 息子のいつもの誰でもいいから誘ってにより、いつもの大崎さんを誘ったのだが、いつもの寝坊をしやがった。 電車の中でその事実を知った息子はぐずりだす。 高尾駅に着く頃にはぐずりも最高潮に達し手が付けられない状態になり、もう誰でもいいから助けてくれ…と私と旦那はぐったりしていた。 と、藤森くん(奨励会三段)が偶然通りがかった。 今から中川さん(七段)と北浜さん(七段)と奨励会員5人で高尾山へ登りに行くとのこと。 その瞬間、藤森くんが神に見えた。 将棋関係者7人+我が家3人で高尾山へ行く。 城山の山頂にて。 2分切れ負けの早指しに、他の登山者から「すげー…早く打ってる。強い人だ…」と感嘆の声が。 というか駒と布盤はまだしも、どうして山登りに対局時計を持って来ているんですか。 あまりのハイペースの山登り
将棋ペンクラブ大賞贈呈式に行ってきた。 人前に出るのが苦手な質で、スピーチは10秒、後ははじっこの方に座り息子の要求するバイキングの食事をヒナの親鳥よろしく運んでいた。 バトルロイヤル風間さんに息子の似顔絵を描いていただくことに。 「こっちむいてー。こっちこっちー。あばばばばfsh;あjー」 息子の気を引こうとするその姿は、将棋界を代表するマンガ家というよりただの酔っ払いのおじさんであり、息子は困ったように下を向いていた。 日経の神谷さんから恐竜博の招待券をいただく。 前々から行きたがっていた旦那は大喜び。 息子は恐竜が怖いらしく「いかない」と言ってるので、1人で行ってきてください。 いろいろな方にお礼を言うべきでしたが、ごめんなさい、うまくできないです。 代わりにここで失礼します。ありがとうございました。
土曜日のこと。 朝、携帯を開くとひえちゃん(藤田女流1級)からメールが届いていた。 「どうぶつしょうぎのこども大会があります(略)よかったらきてください!!!」 HPを見るとおもしろそうなので息子を誘うと、「おかあさんと2人じゃイヤ」と断られる。 …あれ?もうそういうお年頃?? 少々凹みながらも一緒に行ってくれる相手を探す。 が、急な話でなかなか見つからない。 あまりにも見つからなくて息子も私も不機嫌になってきた。 「もうだれでもいいから!」というキレる息子に、「誰でもいいって言ったな!?」と逆ギレする私。 結果、大崎さん(詰将棋作家)が選ばれた。 午後、3人で四谷にある東京おもちゃ美術館に到着。 館内のひとつひとつの部屋をまわるが、これが楽しい。 楽し過ぎるおかげで、どうぶつしょうぎのブースにたどりついた時には、こども大会は終了間近だった。 息子は最近将棋から遠ざかっているし、まぁ、いい
息子が壁を使って逆立ちに挑戦しようとしていた。 思うようにいかない息子に、私は手本を示した。 「こうやってやるんだよ。ほらっ」 三十路前とは言え、毎日息子と公園を走り回っている私には簡単なことだ。 試しに旦那にもやらせてみよう。 そう思い、将棋部屋にこもっている旦那を呼んだ。 「逆立ちかぁ…できるかな?俺やったことないんだよね」 え?逆立ちしたことないの?運動会とかでやらなかった? 「やらなかったねぇ」と旦那は言いながら、足を壁の方向に向け四つん這いになった。 (壁)_| ̄|〇 よつんば? 私が注文したのは逆立ちのはずなのだが。 そう思いながらも彼を見守った。 すると彼は手を床についたまま、ゆっくりゆっくり足だけ壁をのぼり始めた。 (壁) ̄ ̄ ̄|〇 「…そ、それ逆立ちだと思う?」 私の質問に旦那は苦しそうに首を振った。 逆立ちは床と90度になるはずだが、彼の場合45度にも満たしていない。
松本さんの真似をして写真と歌詞の引用をしてみよう。 写真は私の父と息子。 Happy birthday dear 息子 Happy birthday to you (『Happy birthday to you』)
和さんの新刊、イラストは寄藤文平さんなんですか。 寄藤さんは将棋が好きなようで、ネット上のいくつかの記事に将棋の話が出ていた。 「将棋にはホント、人柄が出ます」 あぁ、確かに出る。 中盤で駒がぶつかる直前になると急に怖くなり、「……も、もうやめよ」「……だだだからもういいってば!!」と言いたくなる私のひきこもり体質が如実に出る。 「一手一手ではなく、手と手のつながりで考える。その感覚とビジネスのセオリーはどこか通じるものがあります。(略)将棋をやっていると、こういった感覚が自然と身につくんです」 そういった感覚とビジネスのセオリーが通じることがあっても、生活のセオリーとは通じないようだ。 先日、旦那と息子が庭で遊んでいた。 「蚊取り線香を焚くといいよ」と私が言うと、旦那と息子は「わかった」とうなずいた。 数分後、庭をのぞきに行くと、火の点けられた蚊取り線香がウッドデッキの上に直接置かれてい
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