「立会人はどんな仕事をするのですか」という『五平餅』さんのコメントがあったので、それを簡単に説明しよう。 タイトル戦では2人の棋士が「立会人」として対局を見届ける。正立会人はベテラン棋士、副立会人は中堅棋士か若手棋士という組み合わせが一般的。前者は対局全般の進行を仕切り、後者は担当記者に戦況を伝えたり大盤速報会で解説する。日程は地方での2日制タイトル戦だと、往復の移動日を含めて4日間にわたる。正立会人の場合、次のような仕事がある。 空港や駅で対局者・関係者と待ち合わせて対局場に向かう。一同で対局室を下見して盤駒や照明などを検分。前夜祭で主催者や地元関係者と交歓。1日目の9時に対局開始を宣言。取材陣の要請に応じて対局撮影を許可。控室で担当記者に戦況を随時説明。1日目の夕方に対局者に「封じ手」時刻を伝える。対局者の封じ手2通のうち1通を預かる。2日目の開始時に封じ手を開封して指し手を示す。控室
2018年6月19日 (火) 6月8日に開かれた日本将棋連盟の通常総会 公益社団法人・日本将棋連盟の通常総会が6月8日に「けんぽプラザ」(東京・将棋会館の隣)3階で開かれ、東西の正会員(現役棋士・引退棋士・女流棋士)が出席しました。人数は委任状を含めて約180人でした。 冒頭で連盟会長の佐藤康光九段が挨拶した後、塚田泰明九段を議長、畠山鎮七段を副議長に指名し、拍手をもって承認されました。 恒例の新会員紹介では、斎藤明日斗四段、長谷部浩平四段、池永天志四段の3人(古森悠太四段は所用で欠席)が出席者たちの前に立ち並び、簡単に自己紹介しました。最後に何か一言を語ったのですが、今年はそれぞれがとてもユニークでした。 斎藤四段は「私がアマ三段の頃、師匠(宮田利男八段)と六枚落ちの手合いで指すことになったとき、負けるわけがないと思って《負けたら1億円あげます》と言ったら、師匠の目の色が変わってボコボコ
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