佐藤 俊●取材・構成 text by Sato Shun説田浩之●撮影 photo by Setsuda Hiroyuki 世界2位の快挙から20年...... 今だから語る「黄金世代」の実態 第4回:加地亮(前編) 「俺、ワールドユースに行けるんかなぁ......」 1999年ワールドユース(現・U-20W杯)・ナイジェリア大会で、U-20日本代表は準優勝に輝いた。その数カ月前、同代表チームがフランス&ブルキナファソ遠征を実施した際、遠征メンバーのひとりである加地亮(かじ・あきら)は、そんなことを思っていたという。 「本大会では、合宿メンバーから数名が(代表メンバーから)落ちるわけじゃないですか。このメンバーと『一緒にいたい』というより、このメンバーの中で『生き残れるのかなぁ』って、(遠征中は)そのことばかり考えていた」 1999年ワールドユースについて振り返る加地亮 のちの2006年ド
ジュビロ磐田のクラブハウスで行われた対談。いまだ現役の中村俊輔と「PITCH LEVELラボ」など新たな取り組みを始める岩政大樹。写真:海老澤芳辰 サッカーの見方を紹介した本が好調だ。日本代表や海外トップリーグで活躍した中村俊輔(ジュビロ磐田)の新刊『中村俊輔式 サッカー観戦術』(ワニブックス)、昨年現役を引退し執筆や試合観戦会を行う『PITCH LEVELラボ』など新たなサッカーの視点を伝える取り組みを続ける岩政大樹の『FOOTBALL INTELLIGENCE』(カンゼン)がいずれも版を重ねている。希代のファンタジスタと理論派が初の対談に挑む。(JBpress) 「鹿島の選手」という伝統はどう作られるか ――本を出されて、しかもよく売れているとお聞きし参りました。月並みなんですけど、最初にお互いの印象を伺えますでしょうか。 中村:印象!? マサ(岩政)代表何試合した? 岩政:8試合だけ
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