米国務省が中国による新疆ウイグル自治区での行動を「ジェノサイド(大量虐殺)」と認定したことを巡り、外務省の担当者は26日の自民党外交部会で「日本として『ジェノサイド』とは認めていない」との認識を示した。出席した自民党議員からは「日本の姿勢は弱い」などの指摘が相次いだが、外務省側は「人権問題で後ろ向きという批判は当たらない。関係国と連携しながら対応していく」と理解を求めた。 米国のポンペオ前国務長官は退任直前の19日、少数民族ウイグル族などに「ジェノサイドが今も行われていると確信している」と非難した。バイデン政権で次期国務長官に指名されたブリンケン氏もこうした見解に賛意を示したが、日本政府は「人権状況について懸念をもって注視している」(加藤勝信官房長官)との表明にとどめている。
『秋田雨雀日記』の特に大正期が面白い。著名な小説家、詩人、画家、劇団員は勿論、エスペランティスト、アナキスト、宗教家、オカルティスト、求道者、奇人・変人など何でも登場する。妖怪博士の井上円了も出てくるのである。たとえば、第1巻(未来社、昭和40年3月)。 (大正四年) 九月二十二日 きょうは小説着想の目的で哲学堂へゆく。井上博士がいた。しばらくぶりでいったので、いい気持だった。裸体でエスペラントのけいこをした。(略) (大正五年) 六月三日 ひる、哲学堂へゆく。(略)だいぶ人がいっていた。(略) (大正八年) 四月九日 (略)あまりにいい天気なので、午後から哲学堂へゆく。風がなまあたたかく、野の地蔵尊や石仏を写生して歩いた。哲学堂で草のうえに寝ていた。いい気持ち。(略) (戯曲「乞食の出産」着想。) 五月二十五日 (略)佐藤君と白鳥君が迎いにきたので、目白駅で、秋庭君、花柳君、若花君なぞと
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