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2021年2月11日のブックマーク (2件)

  • 「歴史」の蒸発 - king-biscuit WORKS

    歴史」が蒸発し始めている。 いきなりこんなことを言い出しても大方の読者にはピンとこないだろうが、しかし、曲がりなりにも「歴史」に関わる領域に足つけて仕事をせざるを得ない身にしてみれば、この危機感というか焦燥感は最近ますます切実なものになってきている。 たとえば、「歴史」と名のついた雑誌の売れ行きがここ十年の間でゆっくりと、しかし確実に下降線をたどっている。新たに創刊される雑誌でも、「歴史」と名がつけば取り次ぎがいい顔をしないと聞く。地方史や郷土史、あるいはそれらと重なってきたはずの民衆史や民俗学といった領域も含めて、「歴史」が良くも悪くも一般的な読書人の一般教養として想定されていた時代からすでに遠く、また、それらを支えるべき地方の研究会や学会といった組織自体、新たな会員を引き込めなくなりどこも高齢化が著しい。 それは、少し焦点を広げて考えれば、いわゆる総合雑誌の読者層が高齢化してゆき、新

    「歴史」の蒸発 - king-biscuit WORKS
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2021/02/11
    「専門家としての地道な作業を否定するのではない。その作業を世間のリアリティとの間にうまく翻訳してつないでゆく、その仕掛けについての考慮があまりにない、その状況」 歴史学と歴史趣味の架橋(´・ω・)ノ
  • 小樽文学館で企画展「ガリ版の時代」 貴重な資料展示に体験コーナーも

    市立小樽文学館(小樽市色内1)で2月6日、企画展「あの頃の小樽 ガリ版の時代 手作り雑誌印刷ツール史展」が始まった。 ガリ版体験コーナー 明治・大正期の文学青年たちが、清書した原稿をとじて表紙を付けたものを回し読みした回覧雑誌に始まり、ガリ版や和文タイプライター、ワープロ専用機など、文字文化を伝える方法の変遷を紹介する同展。 日で初めての文芸同人誌とされる「我楽多文庫」、小林多喜二自筆稿「生れ出づる子ら」「疑惑と開拓」、庁立小樽中学(現在の小樽潮陵高校)の伊藤整らが作った雑誌「踏絵」などに関する資料と解説、小樽出身のSF作家・荒巻義雄さんの寄贈資料などで、同人誌の現在に至る過去の変遷を展示する。 そのほか、日タイプライター(現在のキヤノンセミコンダクターエクィップメント)の和文タイプライターとさまざまなメーカー、年代のワープロ専用機、ガリ版道具を展示するほか、実際に謄写版や鉄筆を使っ

    小樽文学館で企画展「ガリ版の時代」 貴重な資料展示に体験コーナーも
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2021/02/11
    小樽文学館はいい企画するんだよな… 一度行きたいと思っていた。実際、出張で計画を考えたこともあったな。戦前、高等商業があったところ、文化的な遺産が残っていることが多いし。