タグ

2021年11月10日のブックマーク (1件)

  • 日本の古本屋 / ズレて、ズラして、ズラされて――時代と価値観からのスピン・オフ (古本の読み方1)

    ■古の買い方ならぬ読み方 古読書術というお題は成立するだろうか。古の「買い方」には意外と「読み方」が書かれていない。それらは、買い方+自分がオモシロいと思った古の紹介、というパターンがほとんどで、「なんで自分がそのをオモシロいと思えたか」「どうしてそのがユニークだと気づけたか」といったメタな記述、つまり、購書術ならぬ読書術はあまり見当たらないのだ。気づいた結果は書いてあるのに、なぜ気づけたのか、プロセスがないのは、無意識的な動作だからだろう。 そこで改めて考えてみた。 ■古とは、時代のズレを楽しむのこと 購書術の中の「掘り出し」をする説明に、手がかりが少し示されている。例えば、唐沢俊一は『古マニア雑学ノート 2冊目』(ダイヤモンド社, 1998)でこういう。 たまたま行った地方の古屋で名著の初版を見つける、なんてことは「絶対にない」から、逆に「今から将来を見越した

    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2021/11/10
    古本の買い方ならぬ「古本の読み方」を連載することになったよ(´・ω・)ノ 買い方本は、戦前から『古本売買の実際知識』などあるけれど、古本はどう読めばオモシロいのか、ってほとんど書かれないのよ。