先週、台湾・台北市で開かれたアジア最大のコンピューター見本市「COMPUTEX TAIPEI(台北国際電脳展)」における話題の中心は、大方の予想通り急成長を続けるスマートフォン(スマホ)やタブレットでした。その一方で、これまで長らく中心的な存在だったパソコンは存在感が急落。主役の交代とビジネスの生態系の変化を強く印象づける展示会となりました。「COMPUTEX TAIPEI」では、米グーグルの基本ソフト(OS)「Android」を搭載したタブレットを中心に、膨大な数の民生機器や部品が発表されました。ただ、雑多なだけにポイントがつかみにくいかもしれません。今回は新たなトレンドの読み方を紹介します。筆者はポイントは3つだと思います。第1は、台湾エイサー(Acer=宏碁)と台湾エイスース(ASUS=華碩)という2大ブランド企業が新商品を順調に送り出すということ。第2は、パソコン産業は「やっぱり、
16日、通信制のルネサンス高等学校とクアルコムは、同校の生徒全員にタブレットを配布する「タブレット×デジタル教科書」プロジェクトを開始すると発表した。 ルネサンス高等学校は、株式会社が特区を利用して運営する完全通信制の学校だ。2011年にはスマートフォンを生徒の勉強に役立てようと500台の端末を導入する「スマートフォン×デジタル教科書」プロジェクトを実施している。その結果や効果を踏まえ、2013年は全校生徒全員にタブレットを持たせるようにし、授業に役立てる新しいプロジェクト「タブレット×デジタル教科書」を始動させた。このプロジェクトは、クアルコムの「Wireless Reach」というグローバルな社会活動支援プログラムによる資金的なバックアップによって実現した。 通信制の高校は全国に200校ほどあるというが、ルネサンス高校はインターネットを利用した通信教育を実践する国内でも数少ない高校。今
2013年の世界出荷台数が約10億台に達するスマートフォン(スマホ)。これまで日本のメーカーは、一部の部品メーカーを除き、この巨大市場で存在感を示せていない。しかし今、この状況を大きく変える可能性がある技術トレンドが進行中だ。「HTML5」である。Webブラウザーで実行するHTML5アプリが、これまでのインストール型アプリに代わって主流になれば、「iPhone」や「Android(アンドロイド)」搭載機の市場支配力は弱まる。折しも、HTML5を前面に押し出したモバイル向けの「第3のOS(基本ソフト)」が登場。日本の携帯電話事業者もHTML5化の流れに積極的だ。HTML5は、スマホ業界の勢力図をどう塗り替えていくのか…。
テレビとネット。放送と通信。本格的につながり始めました。 IT・エレクトロニクスの展示会「CEATEC」。2012年秋は「スマート」一色でした。スマートなテレビがたくさん姿を現していました。地デジでテレビはキレイになるだけでなく、かしこくなる。テレビとネット、テレビとスマホの組み合わせで、面白くて便利になる。もう提案レベルではなく、実サービスの段階です。 スマートテレビだけでなく、スマート家電、スマートハウス、スマートシティなど、通信、メーカをはじめとする情報関連産業がスマートの名の下に戦略を模索する様子も明らかとなりました。 家電メーカはネット対応のテレビを展示。SAMSUNGのスマートTVやGoogleTVのように、テレビ画面でネットのコンテンツも見られる姿とは異なり、テレビとスマホ、テレビとタブレットといったマルチスクリーン連動モデルを前面に掲げていました。さらに、冷蔵庫や洗濯機など
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く