AFPがイスラム過激派「ボコ・ハラム(Boko Haram)」から入手した、拉致された女子生徒たちの動画の静止画像(撮影地不明、2014年5月12日に動画から取得)。(c)AFP/BOKO HARAM 【10月27日 AFP】ナイジェリア北部を中心に活動するイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が、拉致した女性や少女たちを最前線に動員して戦闘員として利用していると、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch、HRW)が27日、警告を発した。 ボコ・ハラムをめぐってはナイジェリア政府が今月、停戦と4月に拉致されたままの女子生徒219人の解放で合意したと発表したが、北東部ボルノ(Borno)州では週末、新たに30人がイスラム武装組織とみられる集団に拉致される事件が起きた。1週間前にも隣接するアダマワ(Adamawa)州で40人が拉致されて