日本大アメリカンフットボール部の違法薬物事件で、麻薬取締法違反(所持)に問われた同大3年の北畠成文被告(21)は1日、東京地裁(池田知史裁判官)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。被告人質問で「部員10人程度が大麻を使っていたと思う」と述べた。検察側は懲役1年6月を求刑し結審した。判決は来年1月9日。 起訴状によると、北畠被告は7月6日、アメフト部の寮(東京都中野区)で、覚醒剤約0・198グラムを麻薬と誤認して所持したとされる。北畠被告は大麻取締法違反(所持)容疑でも逮捕されたが、地検は処分保留とした。