昭文社が実施した「登山の安全意識」に関する調査で、登山時の安全確保に重要な「登山計画書」を「必ず提出する」との回答は全体の42.3%にとどまる結果となった。「現地で求められたら提出する」(40.0%)、「ほとんど提出したことがない」(15.3%)と、必ずしも提出していない人が5割以上を占めることが判明している。 登山計画書の提出状況は以下のとおり。 昭文社:報道資料よりこの調査は、2016年から施行される国民の祝日「山の日」(8月11日)にちなんで行われたもの。調査期間は2015年7月27日から8月6日まで。対象は、同社のガイドブック購入者、宿泊予約サービスなどの利用者、「山と高原地図」アプリユーザー合計3783名。回答者登山歴の比率は、1年未満が7%、1~3年が24%、3~10年が36%、10年以上が29%、登山歴「なし」が3%。 登山計画書とは、登山者名や年齢、連絡先、登山の予定や携行