2016年6月2日のブックマーク (3件)

  • 「くるりの一回転」|くるり official

    時代は90年代半ば。それは日のポップ音楽にとってとても芳醇な時代でした。「CDショップ」と呼ばれる業態が全国的に一般化し、それまでアナログ・レコードでは手に入らなかった膨大な過去の名盤カタログがCDという形で一斉に復刻され、誰にでも気軽に手に入るようになった時代でした。しかも、以前なら考えられなかったような巨大な敷地面積の売り場の中で、古今東西の名盤がずらりと並べられることになったのです。今からは想像もつかないことですが、それはそれは壮観な眺めだったのです。 映画『サムサッカー』の監督でもあり、ビースティ・ボーイズのレーベル〈グランド・ロイヤル〉のカタログのアートワークをいくつも手掛けたグラフィック・デザイナーでもあるマイク・ミルズは、90年代の半ばに僕にこんな風に語ってくれたことがあります。タワー・レコードは僕らの世代のMOMA(ニューヨーク近代美術館)なんだ。そう、まさにその通りだっ

    「くるりの一回転」|くるり official
  • 「4つ打ち」の次にくる邦楽バンドシーンのトレンドとは? | CINRA

    2010年代前半の邦楽バンドシーンのトレンド「4つ打ち」は、終幕に向かっている 近年の日のバンドシーンにおけるトレンドをいくつか挙げるとするなら、その1つが「4つ打ち」であることは間違いないだろう。2000年代前半には、くるりの“ワンダーフォーゲル”(2000年)や、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの“君という花”(2003年)など、いくつかエポックメイキングな曲があったが、「4つ打ち」というワードがより注目を集めるようになったのは、やはり00年代後半から。海外におけるポストパンクリバイバル~エレクトロの流れを受けて、ライブハウスとクラブの垣根を超えた「踊れる」バンドが増加し、その中から、サカナクションやthe telephonesなどがメジャーへと駆け上がっていった。 その後は「フェスを盛り上げるため」という側面がより濃くなって、徐々にテンポが上昇。BPM170台の“な

    「4つ打ち」の次にくる邦楽バンドシーンのトレンドとは? | CINRA
  • 邦楽シティポップブームに飛び乗れ! : キューイチ音楽

    チルアウトしようぜ。 ということで、邦楽界は空前のシティポップブーム。 シティポップとは、 ”主に1980年代に流行した、都会的なイメージを前面に出したポップスを指す。” (ウィキペディアより) 「4つ打ち」「踊れる」「デジロック」「ケロケロボイス」… と進化していったバンドたち。 しかし、加速していく加工のなかでバンドたちは過渡期を迎えていた。 果たしてゴリゴリのサウンドを追求するのはバンドが追い求めることなのだろうか。 EDM界でその役割は十分満たされてるのではないか。 バンドとはなにか、なぜDAWではなくバンドなのか。 そうだ、バンドとは”楽器を奏でる”ということだ。 うなるベース、パワフルなドラムが刻むビートの上に、 ギターとボーカルを重ねていく、 それがバンドの質なんだ… …と思ったかどうかは定かではないが 最前線を走る3バンドを紹介。 Awesome City Club 今年

    邦楽シティポップブームに飛び乗れ! : キューイチ音楽