アプリケーションのデータ・ファイルとして、カンマ/タブ区切り形式やXML形式が採用されるケースは多い。しかしこの形式はいずれも視認性に乏しい、編集の手間が煩雑などの要因から、エンド・ユーザーにメンテナンスさせるのは必ずしも容易ではない。 Windows TIPS「WSHからXMLファイルの設定情報を読み込む」では、WSH(Windows Script Host)からXML(eXtensible Markup Language)形式の設定ファイルを利用する方法について紹介した。XMLは拡張性にも優れており、可読性にも富んだフォーマットである。だがエンド・ユーザーがその内容を直接編集するのには必ずしも適したフォーマットではない。 だからといって単純なカンマ/タブ区切り形式では、区切りなどが分かりづらくてデータを入力・編集しにくいし、Excelのような高度な入力支援機能も利用できない。 そこで本