中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 神戸大学の松尾先生にならって、最近、日経産業新聞をとりはじめた(笑)。今日の記事には個人的に興味深い記事が載っていた。研修の内容は「富士フイルムの新入社員研修」。 --- 富士フイルムの新入社員研修「事業理解プログラム」では、新入社員が「記者」となって、事業部を取材するのだという。 取材では、先輩社員から事業概要を把握しつつ、新規の提案を発表してもらう。 取材テーマの設定や先輩社員へのアポイントメント取りなど、新入社員自らがすべて考えて行動しなければならないそうだ。 研修の最後には、新入社員がプレゼンを行う。 (4月28日 日経産業新聞) --- これだけで研修の概要をつかむことは難しいけれど、もし僕が万が一やるの