シリーズものの1巻目をネットで無料公開すると、読んで興味を持った読者が続編を買ってくれるようだ。「東京トイボックス新装版」(全2巻)を続編「大東京トイボックス」(全9巻)の販促としてネットで無料公開したところ続編だけでなく、公開された旧編も売れ出した。 「ネットで最後まで読む人は少数派。途中まで読んで、好みだと思った人が本を購入した」という事のようだ。
2013/1/169:0 ステルスマーケティングへの「対策」について 山口浩 ペニーオークション詐欺に関連して、広告塔となった複数のタレントがブログ上でやらせ口コミを行っていた件が、ステルスマーケティングだとして話題になっている。口コミマーケティングに関するガイドラインをつくっているWOMマーケティング協議会(WOMJ)のガイドライン委員会メンバーであるせいもあるかもしれないが、この件ではわたしも何度か取材を受けた。 件のペニーオークション詐欺事件に関するわたしの考えは、自分のブログでも書いた。基本的には詐欺事件が「本体」で、ステルスマーケティングはその広告のために行われたという意味で「傍流」の話だ。報道等では、またタレントがステマだ、けしからんと騒ぎ立てているが、どちらかというと、ただタレントの名前を出せば世間の関心が集まるだろうという売らんかな根性ばかりが目立つ。 「ステマというより芸
日本における電子書籍の課題 来年自分でも出版社を作ろうと思っているので,電子書籍には関心があり,いろいろ考えています。しかし結論としては,現状の電子書籍は紙の書籍のおまけ程度にしかなれない,と思っています。 日本で電子書籍は普及しない,とよく言われています。その理由をいくつかピックアップするとこんな感じです。 ・プラットフォームが乱立し過ぎで規格も統一されていない ・権利関係が複雑すぎる ・日本の電子書籍はまだまだ高い ・日本の紙の本はアメリカほど高くないし重くもない ・日米で本の制作と販売の仕組みが違う ・日本はアメリカと違ってそこら中に本屋があるから簡単に紙の本が手に入る Kindle Paper Whiteが電子書籍の決定版と言われていますが,私はそれでもなお電子書籍は普及しないだろうと思っています。 なぜなら,電子書籍は,今はまだ本屋にある紙の書籍以上の読書体験を提供できないからで
近田 「今日(14日)は成人の日。 今年(2013年)、新成人となる若者は122万人です。」 飯田 「その若者が不安に思っているのが雇用です。 15歳から24歳までの若者の失業率を見ると、全世代と比べて、高い水準で推移しています。 この理由の1つとして挙げられるのが、『早期離職』の問題です。 就職してもすぐに退職し、その後、なかなか再就職ができないのです。 近田 「そうした若者の1人を取材しました。」 繁田和哉(しげた・かずや)さん、23才。 去年(2012年)、大学を卒業し、不動産会社に就職しましたが、4か月で退社しました。 理由は過酷な労働環境。 残業は月80時間以上あったといいます。 上司に命じられ、1日11時間、立ったまま営業の電話をかけたこともありました。 繁田和哉さん 「かなり厳しかった。 精神的にも体力的にも、もたない。」 再就職の最大の壁は”就業経験の短さ”です。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く