EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
長谷川です。 前回のコラムで、サービスデザインについて書きましたが、2011年10月に、「サービスデザイン」という言葉を冠したカンファレンスに参加してきたので、今回はそのことについて書きます。 今回コンセントが出席した「Service Design Global Conference」は、Service Design Networkという国際組織が主催している、今年で4回目を迎えるカンファレンスです。 コンセントからは長谷川、塩崎(プロデューサー)、圓城寺(UXアーキテクト)、河内(コーポレートコミュニケーション)の、それぞれ異なるポジションの4名が、それぞれの問題意識を持って参加しました。 カンファレンスは、米・サンフランシスコで10月20日、21日の2日にわたって開催されました。 余談ですが、このカンファレンスはこれまではヨーロッパで開催されており、北米での開催はこれが初めてとのこと。
Tweet 海外でのサービス&エクスペリエンスデザイン分野の事例を見ていると、気付くのはアメリカでは商用サービスのデザインがほとんどを示しているのに対して、ヨーロッパでは公共サービスの占める比重も高いということです。地域コミュニティにおける健康や医療の問題などを扱ったケースも少なくなく、より社会性の高い課題をデザインによって解決しようというソーシャルイノベーションの視点が含まれた事例が多く見られます。 一方、アメリカの事例でも公共サービスではありませんが、「医療/健康のサービス&エクスペリエンスデザイン事例」という記事で紹介したような薬局のサービスデザインや病院を対象にしたサービスデザインの事例は数多く見られ、医療やヘルスケアの分野がサービスデザインの1つの主要な領域になっていることがわかります。 日本においても、今後ますます高齢化が進んでいくにつれ、医療や健康に関する課題はより深刻なもの
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