【ニューヨーク=春日芳晃】国連総会は24日、2013〜15年の国連通常予算に対する加盟国の分担率を決めた。日本は10.833%で、10〜12年の12.530%から1.697ポイント減となった。米国(22%)に次ぐ2位に変わりはないが、ピーク時の00年(20.573%)に比べるとほぼ半減だ。国連では分担率が高い国は発言力が高く、日本の発言力低下が懸念される。 分担金の比率は、加盟国の国民総所得(GNI)を基に、各国の支払い能力に応じて算出される。3年ごとに見直され、今年は見直しの年だった。予算総額はこれと別に2年ごとに決めることになっている。 12〜13年の2年分の国連通常予算は51億5229万ドル(約4368億円)で、現行分担率に基づく日本の12年の負担は約3億2300万ドル(約274億円)だった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログイン