海上自衛隊の新型護衛艦「いずも」=6日午後、横浜市磯子区、金川雄策撮影海上自衛隊の新型護衛艦「いずも」=6日午後、横浜市磯子区、朝日新聞社ヘリから、遠藤啓生撮影 【其山史晃】海上自衛隊の艦艇で最大となるヘリコプター搭載型護衛艦(全長248メートル、基準排水量約1万9500トン)の命名・進水式が6日、横浜市磯子区の「ジャパン マリンユナイテッド」の横浜工場であった。島根県東部の旧国名にちなんで「いずも」と名付けられた。就役は2015年3月ごろの予定だ。 いずもは艦橋を右端に寄せ、艦首から艦尾までの平らな甲板がヘリの飛行場になる。計9機のヘリを運用できる「ヘリ空母」として、対潜水艦作戦などで艦隊の中心的な役割を担う。ヘリを搭載しない状態では、格納庫に陸上自衛隊の3・5トントラック約50台を載せられ、災害支援や国際協力活動にも使える。母港は決まっていない。 船体の長さでは、ミッドウェー海戦