米経済誌フォーブスが3日発表した2014年版の世界長者番付で、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が保有資産760億ドル(約7兆7千億円)で、5年ぶりに首位に返り咲いた。日本人の首位はソフトバンクの孫正義社長で、資産184億ドル(約1兆8700億円)の42位と、前年の128位から大幅アップした。 ゲイツ氏は前年比で90億ドルの資産が増えた。2位はメキシコで大手通信会社を経営するカルロス・スリム氏で、4年連続の首位から後退した。4位は米著名投資家のウォーレン・バフェット氏、5位は米オラクル創業者ラリー・エリソン氏と、長者番付の常連がそろった。米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は285億ドル(約2兆9千億円)で、前年の66位から21位に急浮上した。 ソフトバンクの孫社長は米携帯電話大手スプリント買収で、保有するソフトバンク株の価格が上がり、評価額がふくらんだ。日