原子力規制委員会は13日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の規制基準の適合審査を優先して進めることを決めた。規制委に申請している10原発17基のうち、最も早く審査を終えることになる。手続きが順調に進めば、今夏中にも再稼働する可能性が出てきた。 川内原発は12日までの審査で、ほかの原発に先駆けて、耐震設計するうえで重要な原発の敷地で想定する最大級の地震の揺れ「基準地震動」や、最大級の津波の「基準津波」が決まった。規制委は13日の定例会で、川内原発は重大な問題がなく審査の見通しがたったとして、優先して審査する原発に選んだ。 規制委は今後、これまでの審査内容をまとめた「審査書案」をほぼ1カ月かけてまとめる。ほかの原発の審査の担当者も投入し、集中して作成にあたる。
サッカーのJ1浦和のサポーターが「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げた問題で、Jリーグは13日、浦和に対して23日の本拠での清水戦を入場者のいない無観客試合とする処分を決めた。22年目を迎えたJリーグ史上初で、最も重い処分。譴責(けんせき)も科す。 リーグ規約ではクラブへの処分は九つ定められている。これまでは譴責、制裁金の軽い2種類にとどまってきたが、リーグは次に重い中立地での試合開催ではなく、その上の無観客試合に踏み込んだ。一部サポーターの行為で、観客全体にも影響が及ぶ形だが、村井満チェアマンは「Jリーグのスタジアムが危険で怖い場所というイメージになってしまうことは絶対に避けなければならい」とのコメントを発表した。 過去の最も重い処分は、浦和、大宮に下された2千万円の制裁金だった。浦和は2010年にも、仙台戦で一部サポーターが相手選手へ差別発言。クラブが制裁金500万円の処分
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