印刷 関連トピックス北朝鮮金正日 日米韓3カ国は17日夜、インドネシア・バリ島のヌサドゥアで実務者協議を開いた。北朝鮮がウラン濃縮活動を直ちに止めたとしても、それだけでは見返りを与えない方針を確認する。 日米韓は6者協議再開の条件として、北朝鮮にウラン濃縮活動の即時停止など5項目を求めている。北朝鮮は10月の米朝協議で、見返り次第で停止する考えを初めて示したが、今回、日米韓が北朝鮮の打診を拒む姿勢を明確にすることで、早期の協議再開は難しい情勢だ。 韓国政府は今回の日米韓協議を受け、年内に3度目の南北非核化協議の開催に応じるよう、北朝鮮側に打診する方針だ。 17日の協議には、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長、キャンベル米国務次官補、韓国の林聖男(イム・ソンナム)朝鮮半島平和交渉本部長が出席。9月と10月にあった南北、米朝両協議の結果について検討する。 北朝鮮はウラン濃縮活動の目的を、