組織にアジャイルな考え方やプラクティスを取り入れていく際、アジャイルに関して豊富な知識と経験を持つアジャイルコーチは非常に頼りになる存在です。Agile Journeyを読む方であれば、もしかしたらコーチングを受けた経験をお持ちかもしれません。 ただし、「アジャイル」は考え方や価値観であり、単一の実装形態があるわけではなく、また、アジャイルに取り組みたいと考える組織の規模や業種、メンバー構成も当然ながらまちまちです。このように前提が不確実な状態で、アジャイルコーチはいかにして依頼する組織の課題と改善のアプローチを見つけていくのでしょうか。 本稿では、こうしたアジャイルコーチにまつわる疑問を、数多くの組織の改革にコーチとして携わってきた吉羽龍太郎(よしば・りゅうたろう / @ryuzee)さんに投げかけます。組織に内在する課題の見つけ方、アジャイルな取り組みを進めていくための準備やアプローチ
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