読売新聞の記事によると、ヤマト運輸の携帯電話向けサイトに特定のiPhoneアプリからアクセスした場合、自分のものでないIDでログインできてしまうという問題が発覚したそうだ。 詳細についてはこの問題を発見したというMoba氏のブログにて説明されているが、携帯電話のブラウザを偽装するiPhoneアプリ「SBrowser」で携帯電話用の「クロネコメンバーズのWebサービス」にアクセスし「クイックログイン」を行ったところ、自分のものでないIDでログインできてしまい、そのユーザーの名前や住所、電話番号などが閲覧できてしまったらしい。 問題を発見したMoba氏が高木浩光氏に相談し、高木氏から読売新聞の記者を紹介されて記事になったとのこと。高木氏からは「以前から氏が警告していたケータイID絡みの問題」「問題はサイト側にある」などのコメントを貰ったという。