11月23日、多機能Webブラウザ「Opera 10.10」がリリースされた。さまざまな新機能や機能強化が行われているのだが、そのなかでもユニークなのが「Opera Unite」と呼ばれるWebサーバー機能だ。この機能を利用することで、たとえばPC内の写真をほかのユーザーとネットワーク経由で共有したり、PC内の音楽ファイルをネットワーク越しにストリーム再生できるようになるという。 Opera Uniteで公開される情報には一般的なWebブラウザでアクセス可能で、またPCがファイアウォール内にあるなどで直接コネクションが張れない場合でも、Operaが提供するプロクシ経由で接続が可能になるそうだ。 しかし、Webブラウザにこの機能が必要なのかどうかは微妙なところ。かつてのNetscapeのように、機能を増やしすぎて重くなってしまうようにはならないでほしいところではある。
Open Softwareは6月3日、Opera 10のベータ版を公開した(ITmedia・ITpro・本家/.・他より)。 Opera 10では高速なブラウジングを実現する「Opera Turbo」が搭載された。Operaのサーバを経由し画像データなどのネットワークトラフィクを圧縮し、低速回線でのブラウジングを3~4倍高速化できるという。また、新レンダリングエンジン「Presto 2.2」ではOpera Turbo無しでもOpera 9.6より40%以上速くページを処理できるとのこと。 ユーザインタフェースも一新され、タブ・バーのサイズを変更したり、タブのサムネイルを表示させることが可能。また頻繁にアクセスするサイトを新規タブに表示させる「スピード・ダイアル」機能では、表示されるサイトの数が最大25に増えた。現在は英語版のみだが、Windows、Mac OS X、Linux、FreeBS
5月6日にOpera用のWebデバッグツールOpera Dragonflyがリリースされた(ニュースリリース)。ライセンスはBSD。ベータ版どころかアルファ版なので、Operaを愛してやまない変態率先的な開発者向けとの事(参考:Opera、DragonflyでFirebugに挑戦)。 特徴的なのは、 PrestoのCore-2.1以上ならば、携帯版でもデスクトップ版でも同様にデバッグが出来る Firebug同様、JavaScriptのブレークが可能 最新のDOMを表示する デスクトップアプリとWebアプリのハイブリッド構成 といった点である。 最大の問題点は、Opera 9.5beta2以降でしか動かないという事だろうか。個人的には、最新のDOM表示機能が非常に嬉しい。
2008/04/04 Webアプリケーションがローカルアプリケーションに比べてもたついて感じられるのには大きく2つの理由がある。1つはネットワーク遅延で応答性が悪いこと。もう1つはコンテンツを動的に扱うJavaScriptエンジンが遅いことだ。 前者のネットワークの遅延についてはAjaxと総称される非同期通信のテクニックが進化したことで、体感速度は大幅に向上した。単純な文字列の書き換え程度であれば、サーバからの応答データをパーズすることなく直接HTML中に埋め込むことで高速化する“innerHTML”と呼ばれるようなテクニックも、メジャーなWebブラウザで使えるようになっている。 後者の理由、JavaScriptエンジンが遅いという認識は、まだあまり広く共有されていないかもしれない。Webブラウザベースの(JavaScriptを使った)アプリケーションの動作は「モッサリ」している。ネイティ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く