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[運用] 企業におけるUSBメモリ活用ガイドライン ── 情報漏えいリスクを掌握し、利便性とのトレードオフを図るための予備知識 ── 1.増え続けるUSBメモリによる情報漏えいを防ぐには 井上 孝司 2008/09/18 USBメモリによる情報漏えいとは ここ数年、企業・団体などにおける「情報漏えい」のニュースが後を絶たない。特に、最近報道などで目にするのが、USBフラッシュメモリ(以下、USBメモリ)の紛失・盗難による情報漏えいだ。 いまやUSBメモリそのものは目新しい製品ではなくなっている。フロッピー・ディスクがPCの標準ではなくなり、ファイル・サイズも大きくなったことから、手軽なファイルの移動・交換手段として、安価になったUSBメモリを活用することも増えてきている。また、USBメモリを簡易なデータのバックアップ先とする使い方もある。 しかし、USBメモリによるファイル交換の常態化は、
USBメモリなどのフラッシュメモリにはその特性上、書き込み回数などに制限があり、頻繁に読み書きしていると壊れるらしい……というのは聞いたことのある方が多いと思いますが、実際に読み書きできなくなるとどうなるのか?その貴重なケースとして、編集部で購入したUSBメモリが1月13日に寿命を迎えたっぽいので、実例として紹介します。 一体どのような状態になっているのでしょうか?詳細は以下から。 寿命が来たのは以下のUSBメモリです。 GH-UFD2GTB これが実物 使用頻度としては2週間~3週間に1度あるかないかぐらいで、LinuxのISOイメージなどを詰め込んで移動させるのに使ってました。 購入したのは2007年2月27日。故障したことが発覚したのは2008年1月13日。発覚したきっかけはこのUSBメモリにコピーしたZIPファイルをローカルに戻して解凍しようとしたらエラーが起きたこと。さらに画像も
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