バックドアに感染すると,悪意を持つ第三者に遠隔地からコンピュータ内の情報やキー・ストローク(キー入力した情報)を記録し,外部に送信されてしまう恐れがある。コンピュータに無断で仕掛けられ,パスワードやクレジットカード番号などの個人情報や機密情報を盗みだすケースが増えている。昨今,Webアクセス経由でバックドアに感染する報告数が増加している。 図1●検証環境 「BKDR_GUPTACHAR.B」をホストしているテスト機3にテスト機1がアクセスし,テスト機2からテスト機1をリモートコントールする [画像のクリックで拡大表示] 今回はバックドア機能を持つ不正プログラムを使用することにより,実際にどのような事が遠隔地から実行できるのかを検証した。検証環境用に3台のマシンを用意。図1の環境を構築した。 テスト機1のホストOSには,Windows XP SP2をインストールした。テスト機2は,悪意を持つ
Orkutの「スクラップブック」機能を利用したワームが急拡散。既に40万アカウントが感染しているという。 米Googleのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「Orkut」でWebワームが猛威を振るっている。感染したアカウントは40万に上るという。セキュリティ各社が12月19日のブログで伝えた。 F-Secure、Trend Micro、McAfeeの情報を総合すると、このワームはOrkutの「スクラップブック」機能を利用して、数時間のうちに急激に感染を広げた。 新しいスクラップブックのお知らせメールを受け取ったユーザーがそのページを訪れると「2008 vem ai… que ele comece mto bem para vc」(もうすぐ2008年、よいお年を)というテキストが表示される。ユーザーが何も操作しなくても、このスクラップブックを見ただけでワームに感染する。 感染したユ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く