ミクシィは上場以来初の赤字決算を発表した。6月に社長交代、経営陣も新体制となってから3ヵ月と間もないが、広告・課金収益共に減少し、厳しい状況にあることが示された。そこで今回は、決算発表前の7月18日にCOOの川崎裕一氏、ユーザーサービス本部長で執行役員の廣木大地氏へのインタビューを交えながら、ミクシィがその活路をどこに見いだそうとしているかを探りたい。 新mixi・改革の要点とは? 新体制となったmixiが掲げるのは、「ユーザーファースト」そして「ユニット制」という2つの大方針だ。 足あと問題(足あとを回数限定で削除可能にしたり、「訪問者」などに変更するなどの後に、再び復活)など、ユーザーの声をどう反映するか迷いの中にあったようにも見えたmixiだが、「ユーザーの声を聞くのは当然のこととして『声なき声』を拾い上げるログ分析をしっかり行っていく」と川崎COOは話す。 そして、多岐に渡る機能や
![mixiの活路はどこに? 川崎・廣木 両執行役員に訊く (1/3)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/71398cbf6125f60b45da783cf2334a2eb9d46cdc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2010%2F05%2F06%2F264368%2Fl%2Faaffc485034538a4.jpg%3F20200122)