周辺国の下心が見え隠れする国際論争 マケドニア共和国はバルカン半島の南にある、旧ユーゴスラビア構成国。 周辺をギリシャ・アルバニア・ブルガリア・コソヴォに挟まれた内陸の国です。 様々な民族や宗教が入り乱れたバルカン半島において、 マケドニアは大国に翻弄されたまことに複雑怪奇な歩みをしており、それがゆえ未だに周辺国との摩擦が絶えません。 それが「そもそもマケドニア人は存在するのか」「マケドニアという名称は誰のものか」といった、超スーパーそもそも論。 それゆえ、なかなか第三者が深く立ち入ることができない問題でもあります。 論争その1. マケドニア人という民族は存在するのか マケドニア「うん、ぼくたちマケドニア人だよ」 ブルガリア「いやいや、そもそもオメーら、昔はブルガリア人だったじゃねーか」 ギリシャ「ちょっと待って。そもそもマケドニア人とはギリシャ人のことを指すんだよ。勝手に俺たちの名前を名
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