Developers Summit 2023での発表資料です。 ソフトウェアテストを専門としない人が、どんな本で、どんな順番にソフトウェアテストを勉強すればいいのかについて、主観のみで語っています。
はじめに js,tsで単体テストを書くときにJestがテスティングフレームワークとして候補に上がります。 そしてJestならばオプション一つでカバレッジも取得でき、下記のような出力を得られます。 -----------|----------|----------|----------|----------|-------------------| File | % Stmts | % Branch | % Funcs | % Lines | Uncovered Line #s | -----------|----------|----------|----------|----------|-------------------| All files | 85.71 | 62.5 | 100 | 85.71 | | tester.ts | 85.71 | 62.5 | 100 | 85.7
(社内用ドキュメントの公開版) テストのポリシー 前提として、ユニットテストを導入するコストを、限界まで低くすることを目指す。テストが根付いていない言語環境や文化では、放っておくとテストが書かれないまま実装が進行し、結果としてテスト不可能な巨大な雪だるまが完成する。こうなるとメンテコストが高いE2Eを大量に書かないといけなくなり、テストの実行時間が膨れ上がっていく。 そうなる前に、ユニットテストを書きやすい環境を維持し、ユニットテストとして問題を切り分けられるような環境を維持する。とにかく書きやすさを重視し、一つのユニットテストを書くオーバーヘッドを限界まで下げる。 最初の一つを早い段階で書く 自分の経験的には、ユニットとテストの最初の一つを書いたらあとは自然とその周辺で増えていく。サンプルがあったら人はコピペする。逆にいうと最初の一つを書かない限り一切書かれない。まず一つ用意するのが大事
社内用の啓発記事ですが、閉じる理由がないのでここに投げます。 ブラウザにべったりなコードを書いてると、ブラウザや node.js 固有の環境をインラインで記述してしまうことが多々あると思います。 あえてダメダメなブラウザ向けのエントリポイントの例を書きます。 // main.ts let id = localStorage.get('id'); if (!id) { id = `${navigator.userAgent}-${Math.random()}`; localStorage.set('id', id); fetch('/auth', { method: 'POST', credentials: 'include', body: JSON.stringify({ id, at: Date.now(), }), headers: {'Content-Type': 'applicat
朝でも夜でも mac でも windows でも商用環境でも日本でもアメリカでも、add(2, 3)は5 透過的 ( transparency ) とは「存在するものを存在しないように見せる」感じらしい 透過の反対は仮想らしい 透過 → あるけど見えないガラス 仮想 → ないけど見えるホログラム つまり「参照透過性」は「参照があるけどないように見せる」ということ 変数の再代入やグローバル変数の参照が処理内になければ、処理内では変数の参照について心配する必要がないので、参照が透過的と言える 冪等性 処理を何回実行しても同じ結果になること 現状を気にせず叩けば良いので、chef やマイクロサービス等のたくさんの状態を更新する処理と相性が良い (一部が失敗しても全てが成功するまで叩き直せば良いから) 身近な例だと「オン | オフ」みたいなトグルボタンは冪等性がないけど「オフにする」ボタンは冪等性
スピード感重視なのでテストは書かない。テストはなぜ開発を遅くするかという記事がバズりました。みんなテストについて思うところがあるようだ。テストを書くべきか否かは机上の空論になりがちで不毛なので、どうやってテストを書くか、テストの書き方、について、種を巻いた私が書いておく。 もっと詳しい方からのお話お待ちしています。 書くこと テストの書きやすくするためのいろいろ(箇条書き) 書かないこと テストの基本 テストファースト 実装ありきでテストを書くのではなく、テストありきで実装を変える。 はっきり言って、テストを考慮せずに実装されたコードは、書き直さずにはテストできない。 そういう点で、テストなしで実装する選択肢は不可逆なので、初期実装では特に注意が必要。 クリーンアーキテクチャ(DDD) クリーンアーキテクチャの考え方はテストファーストを語る上で重要。私個人としてはまだクリーンアーキテクチャ
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? あまりにバズってしまったので、前書きを追加 ここまでバズってしまって正直すまんかった。 この記事はもともと愚痴記事をマイルドにして投稿しただけなので「テストを勧める」とか「テストを信奉する」とかそこまで強い意図は特にありません。(私がテスト好きなのは否定しません) 「テスト書こう」に対して「そんなコストはない」と言いながら、いろいろ問題が生じる現状を愚痴りたかっただけです。愚痴るだけだと生産性がないから、なんでこんなに認識が違うんだろうと原因を考えた結果、テストを書くことに対する技術で実際にコストが大きく異なるなと気づいて書いた次第です
「単体テスト」再入門! 開発の現場でバグを確実に洗い出す最適な手法と、テストケースの作り方 単体テストの定義から手法、未来の展望までを、日本におけるソフトウェアテストの第一人者・高橋寿一さんが解説します。 ソフトウェアのテストにおいて、最初のフェーズである単体テスト。若手Webエンジニアの中には、いきなり単体テストを任されて戸惑った方もいるでしょう。仕方なく現場で踏襲されているやり方に従っているだけ、ということもあるのではないでしょうか? 今回は、単体テストの定義から手法、未来の展望までを、日本におけるソフトウェアテストの第一人者・高橋寿一さんが解説します。 単体テストとは(各社ばらばらな単体テストの定義を再定義) コードベースの単体テスト 命令網羅(C0カバレッジ) 分岐網羅(C1カバレッジ) よくある(コードベースの)単体テストの間違い 機能単位の単体テスト 例:複雑なソート機能のテス
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