読者の皆様を襲った大地震と津波の恐怖をわが身に置き替えて想像してみました。 2011年3月11日のお昼までは元気だったご家族の死、あるいはご家族の歴史と思い出がいっぱいつまっていた皆様の家の消失を、わが身に起こった出来事として想像してみました。 まるでCGでつくられたパニック映画を見ているように非現実的で、皆様が経験された恐怖や苦痛、悲しみや怒りをそのままに想像することはできません、当然なのでしょうが申し訳ありません。 しかし、人間だけが持つ想像力とよばれる力を使って、一歩でも二歩でも災害にあった人たちのお気持に近づく努力をする。それが災害にあわなかった人たちの務めだと思います。この想像力こそが、この先、長期にわたって続けていかなくてはならない救援のエネルギーの源泉になるからです。 今回の大地震では、『通販生活』の商品をつくっている14社のメーカー、生産者の皆様も被害にあわれました。練り物