ニワンゴは8月31日、同社が実施したインターネット上の地図サービスの利用状況に関する調査結果を発表した。 同調査は、ニコニコユーザーの意見をリアルタイムに集計する「ニコ割アンケート」を利用して行われたもので、インターネット上の地図サービスの利用有無や利用目的などのアンケートが行われている。 これによると、インターネット上の地図サービスを利用しているユーザーは全体の約7割を占め(「よく利用する」と「たまに利用する」の合計)、男女別での差異はほとんど見られないという結果となった。 「あなたは目的地やレストランの検索などのために、インターネット上の地図を利用しますか」に対する回答結果 (資料: ニワンゴ) ただし、年代別では10代がほかの年代に比べて利用率が低い(23.9%)とされている。 インターネット上の地図サービスを利用する際の端末は、「PC」が最も多く(86.1%)、次いで「一般的な携帯
インターネットの無料地図サービスの普及により出版物の売り上げを落としてきた地図業界が、逆にネットサービスの進化につれて“復権”しつつある。ルート検索ばかりでなく、観光・外食情報、ゲームと、ネットの地図利用の裾野が広がり、ユーザーが増えているためだ。プラットホームサイト事業に乗り出す地図会社も現れ、業界のネットへのシフトが顕著になっている。(池田証志) 「ネットに地図サービスが登場したことで、地図自体の利用者は増えている。ただ、紙地図の売り上げに影響が出ている」。住宅地図の「ゼンリン」の二又博之・事業開発本部副本部長は、ネットが地図業界にもたらした状況をこう語る。 同社はグーグルやヤフーなどのネットサービスに地図データを提供し、利用料を得ているが、その一方でネットユーザーが無料で地図を利用するため、“紙地図”は売れなくなる。独自に携帯電話向け有料サービスも手がけるが、「ネット関連の収入だけで
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