自民党安倍派(清和政策研究会)の西田昌司参院議員(京都選挙区)は1日、京都市内で記者団の取材に応じ、2018~22年に派閥から受け取った計411万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことについて「ご心配をかけたことは大変申し訳ない」と謝罪した。 西田氏の事務所によると、還付額は18年が35万、19年が142万、20年が126万、21年が68万、22年が40万円。全額を翌年開催の安倍派の政治資金パーティー券の購入に充てたという。不記載は派閥側から秘書に指示があったとしている。 西田氏は「事件が報道されて(還付を)初めて知った。法令に違反しており、修正手続きをした」と述べ、「誰が、何のためにこの仕組みをやったのか。明らかにすることが私の責任だ」と強調した。また京都市長選(2月4日投開票)が終盤を迎える中、「選挙の最中、非常に、誠に申し訳ない」とも語った。
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