第16回世界陸上ロンドン大会、女子棒高跳びで金メダルを獲得し、表彰式に臨むエカテリーニ・ステファニディ(2017年8月7日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Adrian DENNIS 【5月4日 AFP】国際陸上競技連盟(IAAF)が男性ホルモンのテストステロン値の高い女子選手を対象にした新規則を特定の競技だけに適用させることに関して、棒高跳びの女王エカテリニ・ステファニディ(Ekaterini Stefanidi、ギリシャ)は、公平性を求めるのであれば「全種目を対象にするべき」と強く批判した。 生まれつき男性ホルモン値が高いアンドロゲン過剰症の女子選手への対抗措置として、IAAFは先日、今年11月1日から導入する新たな規則を公表した。対象選手は同値のレベルを下げるための薬を服用した場合のみ、競技に出場できることになっている。 しかし、タイトルに「体の性のさまざまな発達状態(