欧米を中心に、世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。一部ではオーバーシュート(爆発的流行)を認めており、医療崩壊に直面している地域もあります。 どのようにすれば、この感染拡大を制御できるのでしょうか? そのことを考える足掛かりとして、この新興感染症を(おおむね)制御できている3つの国…中国と韓国、そして日本の取り組みを振り返ってみます。
茨城県の教育施策を話し合う18日の県総合教育会議の席上で、県教育委員が障害児らが通う特別支援学校を視察した経験を話すなかで、「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか。(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な予算だろうと思う」と発言した。 発言したのは、今年4月に教育委員に就任した東京・銀座の日動画廊副社長、長谷川智恵子氏(71)。発言を受け、橋本昌知事は会議で「医療が発達してきている。ただ、堕胎がいいかは倫理の問題」と述べた。長谷川氏は「意識改革しないと。技術で(障害の有無が)わかれば一番いい。生まれてきてからじゃ本当に大変」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」などとした。 会議後の取材に、長谷川氏は出生前診断の是非などについて「命の大切さと社会の中のバランス。一概に言えない。世話する家族が大変なので、障害のある子どもの出産を防げるものなら防いだ方がいい」な
事実について述べるのみです。この件について特定の意見を表明するものではありません。 http://anond.hatelabo.jp/20130628194054 という、非常に素敵な、人間としての誠実な葛藤をとても素直に表現されている、ブクマもとても多くついていた文章について 海外で出生前検査をする理由は、生まれる前に障害の有無を確認し、もし障害があった場合は「生まれる前から準備をしましょう」っていうのが基本的な考えだと聞いた事がある(親の心構えとか、住居をリフォームするとか、コミュニティに参加するとか等々)。 http://anond.hatelabo.jp/20130629034708 というトラックバックがついている。ここから、海外では出生前検査をしてもあまり妊娠中絶をしないというふうに読み取ることが可能であるように思う。しかしそれは事実ではない。 ここで「海外」といった時「欧米」
熊本大で見つかった解剖名簿=熊本市中央区の同大臨床医学教育研究センターで2013年5月9日、澤本麻里子撮影 熊本大医学部は9日、前身の熊本医科大が1927〜29年、九州療養所=現・国立ハンセン病療養所菊池恵楓(けいふう)園、熊本県合志(こうし)市=の入所者の遺体から骨格標本を作製していたと発表した。標本は第二次世界大戦中の空襲で焼失したとみられ現存していない。専門家は「遺族の承諾を得ていない可能性があり重大な人権侵害」と指摘している。【澤本麻里子】 ハンセン病を巡っては2005年に胎児標本が療養所などで保管されていたことが判明、国が謝罪している。菊池恵楓園入所者自治会は9日、園に対し遺体提供を裏付ける資料などの調査を文書で要請した。 熊本大医学部によると4月下旬に学内資料を調査した際、一般の解剖者名簿とは別に、ハンセン病患者だけの解剖名簿が見つかった。 1927〜29年に43体を解剖
「あの人はデキる人だ」、「彼は誰よりも利口だから」などと他人を評価することがあります。しかし、それらはすべて口にした人の感覚でしかありません。「IQテストの結果が良ければ賢い」とも言えるのかもしれませんが、どこか腑に落ちない気持ちも残ります。そもそも「人の知能とは何であるか」という観念的な問いを思い浮かべはじめた時、兄弟メディアのKotakuに「今の科学では賢さは証明できないらしい」という記事を見つけました。やや難しい部分もありますが、非常に興味深い考察です。以下、こちらの記事より転載します。 よく「賢いね」なんて言葉を聞きますが、その「賢さ」って何でしょうか? 「賢い=頭が良い」のだとしたら、学校の成績が良いとか、IQが高いとかですかね。でも、それだと何だかしっくり来ない気がしませんか? 残念ながら、1世紀半近くの検査と数十年の神経科学にも関わらず、未だに「賢さ」を証明することは出来てい
仏パリ(Paris)のケ・ブランリー美術館(Musee du Quai Branly)で開催中の「作られた未開人(the invention of the savage)」展に展示されている、19世紀のボトクト(Botoduco)人の頭部模型(2011年11月28日撮影)。(c)AFP/FRED DUFOUR 【11月29日 AFP】仏パリ(Paris)のケ・ブランリー美術館(Musee du Quai Branly)で28日、「作られた未開人(the invention of the savage)」展が開幕した。かつて欧州各国の植民地から連れてこられた先住民たちが、動物のように見せ物にされた歴史と向き合う展示会だ。 20世紀半ばまでアフリカやアジア、オセアニア、アメリカ大陸の先住民は「未開人」と呼ばれ、このことが植民地支配の残虐性を正当化する1つの根拠になっていた。 この展示会では先住
印刷 男女の産み分け方法 子どもを望む日本人夫婦がタイに渡り、受精卵の染色体を調べて、男女産み分けをするケースが増えている。朝日新聞の取材で、この1年間で少なくとも30組の夫婦が利用していたことが分かった。受精卵の診断は「命の選別につながる」として、日本では重い遺伝病などに限られており、倫理的な課題が多い。 受精卵診断はもともと遺伝病の有無を調べるために行う。体外受精卵が4〜8個の細胞に分裂した段階で、1〜2個の細胞を取って、遺伝子や染色体の異常がないか調べて、子宮に戻す。遺伝病だけでなく、性別も判定できるため、男女の産み分けにも使える。 タイでは近年、医療技術が向上し、海外の患者にも人気の医療先進国になりつつある。受精卵診断も約15の医療機関が実施している。朝日新聞が、日本人が多く行く2施設に取材したところ、2〜3年前から日本人が増え、この1年で計約30組が男女産み分けで受精卵診断
妊娠中絶、20年で6倍に 超音波検査の精度向上で(共同通信) 胎児が順調に育っているかを調べる妊婦の超音波検査(エコー)の精度が向上した影響で、2000年代後半の人工妊娠中絶の推定件数は、1980年代後半の6倍超になったとの調査結果を日本産婦人科医会が23日までにまとめた。 妊娠初期に胎児の異常が見つかり、中絶を選ぶ例が増えたとみられる。 調査をまとめた平原史樹横浜市立大教授(産婦人科)によると、異常の種類や状態により新生児の障害の程度は異なる。平原教授は「どれぐらい深刻なのか、医師の説明が不十分で妊婦もちゃんと理解しないまま、中絶したケースが少なくないとみられる」と指摘している。 なんだか色々と注意が必要な記事を見つけました。他紙でも概ね似たような見出しを掲げているところが多く、その伝えるところに依ると人工妊娠中絶件数が20年で6倍になったのだとか。 ……あれ? どこかで妊娠中絶件数が過
ペルーの大統領選では、経済政策の転換を主張したウマラ候補が、ケイコ・フジモリ候補を振り切って当選しました。新自由主義的経済政策の継続を望む経済界などの強力な支援で投票日数日前までわずかに優位に立っていたフジモリ氏が最後に敗北した背景には、女性票離れがあったと指摘されています。その原因は、父親アルベルト・フジモリ政権下で行われた貧困層の女性たちへの「強制不妊手術」問題でした。 (リマ=菅原啓) フジモリ政権は貧困削減をめざす人口抑制策の一環として山岳地帯の貧しい先住民女性にたいして、不妊手術を実施しました。被害女性の多くは十分な説明を受けず、強制されたものでした。この政策は月間1万2500件の手術など数値目標まで決めて推進され、その後の政府の調査で被害者総数は31万4000人に上ったと記録されています。 政権断罪なし 人権団体は、フジモリ政権下の人権じゅうりんとして改めてこの問題を取り上げ、
東京都の石原慎太郎知事は17日の記者会見で、過激な性描写のある漫画などの販売を規制する都青少年健全育成条例改正案が成立したことに関連し「世の中には変態ってやっぱりいる。気の毒な人で、DNAが狂っていて。やっぱりアブノーマル。幼い子の強姦(ごうかん)がストーリーとして描かれているものは、何の役にも立たないし、(百)害あって一利もない」と述べ、規制の必要性を改めて強調した。 また「何もそういうものを描いてはいけないと言っているわけではない。子どもの目にさらさないように処置をしただけだ」とも述べ、規制に対する理解も求めた。 【関連記事】 山中教授のiPS細胞も=「世界が仰天」と評価 札幌の宝石窃盗とDNA一致=逮捕の「爆窃団」容疑者 バイオ燃料植物のゲノム解読=品種改良に期待 「ハードル超えられなかった」=無罪疑問視、一定理解も 海老蔵さん傷害で男逮捕=店で同席、顔殴る
各専門家のコメントは、その時点の情報に基づいています。 SMCで扱うトピックには、科学的な論争が継続中の問題も含まれます。 新規データの発表や議論の推移によって、専門家の意見が変化することもありえます。 記事の引用は自由ですが、末尾の注意書きもご覧下さい。 Warning: Use of undefined constant single_eyecatch - assumed 'single_eyecatch' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/smc-japan/www/wordpress/wp-content/themes/new2011/single-sciencealert-date.php on line 18 Ver.1.2 (101120) ※記事の引用・転載(二次使用)は自由ですが、
存命の思想家のなかでは世界で最も広い影響力をもっているはずのユルゲン・ハーバーマス氏が、『ニューヨークタイムズ』に寄稿した論説「リーダーシップと主導文化」には、どうやら根深い背景がありそうなので、簡単なメモを残しておきます。 僕よりもドイツ語、英語に堪能で、社会学や生命倫理、ヨーロッパの政治情勢に詳しい人はいくらでもいるはずなのですが、どなたも言及しないので、浅学非才の僕が試みる次第。 「人種主義とゲノム主義がミックスするとき」、『バイオポリティカルタイムズ』2010年9月10日 http://tinyurl.com/24ne8ud 最近、ヨーロッパでは、遺伝学のひねりをともなう、いくつかの不穏な兆しがある。 ドイツでは、ドイツ連邦銀行の取締役ティロ・ザラツィンが新聞に、ユダヤ人は特徴的な遺伝子を共有しており、バスク人はまた別の特徴的な遺伝子を共有している、と語った。また彼は、イスラム教徒
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
■同性愛差別についての反論を読んだ みやきち日記 わざわざレズビアンの運営するサイトの掲示板で「ぼくのかんがえた、どうせいあいしゃをさべつしていいりゆう」を開陳したがる百合オタの皆さまへ という記事を読みました。 この記事は、百合オタさん(のほんの一部の方)が得意げに開陳する「ぼくのかんがえた、どうせいあいしゃをさべつしていいりゆう」に対してつくられた反論のテンプレートらしいのですが、その内容は素晴らしく、サベツ一般の持つ問題点を浮かび上がらせている良エントリと感じました。 少し引用させていただくと 周回遅れ1:「同性愛は子供を作れない」 反論:異性愛者は子供がいなくても庇護されています。それに、同性愛者も子供を持てます。 異性カップルは子供がいなくても配偶者になれ、法的に庇護されるのに、同性カップルにだけ子作りを義務化するのはダブルスタンダードです。また、そもそも同性愛者は子供を持てない
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