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ブックマーク / slideriver.hatenadiary.org (1)

  • 彼女の結婚 - slight detour

    <1. 兆し> 彼女が結婚を意識したのは、26歳くらいの頃だった。 つきあって5年ほどの彼は同じ職場の同僚で、頼りがいのあるやつに見えた。二人の関係も良好だったし、結婚するのは自然な流れだと思っていた。ただ、プロポーズの言葉や、それを自分がどう受け止めたのかについて、彼女には記憶がない。 結婚が決まり、どんな式にするかの話し合いが始まってから、雲行きは怪しくなった。 ちょうど人前式というスタイルが導入され始めた頃で、信じてもいない神に結婚を誓うというのもおかしい、と考えた彼女は「人前式でやろうよ」と彼に提案してみた。着るものもお仕着せの文金高島田やウェディングドレスではない、ちょっと自分らしいオリジナリティのあるものにしてみたかった。 彼の反応は、微妙なものだった。だが、特別な反対というものもなかった。どうしても女性の方が結婚式の準備には夢中になるもの。そのときの彼女には、彼の無反応はそれ

    彼女の結婚 - slight detour
    sillyfish
    sillyfish 2010/10/06
    「俺の苗字になるのはそんなに嫌?そんなに俺のこと嫌いだったんだ。あっそう」じゃあ、妻姓を名乗りたくないのは彼女が嫌いだからなの?ダメだ、この男が何考えてんのかまったく解らん。というか解りたくない
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