なでしこジャパンが5日、リオデジャネイロ五輪が絶望的になった中国戦から一夜明け、堺市内で約1時間半の練習を行った。 後半23分から途中出場していたMF川澄奈穂美(30=INAC神戸)は「(後半20分に)1点取り返した後、時間があった。引き分けに持ち込めたらかなり状況が変わったけれど、終わってしまったことなので」と敗戦のショックから必死に頭を切り替えた。 前日は帰りのバスで佐々木監督から「あと2戦、しっかり戦おう」と選手に向けての言葉があったという。DF有吉は「いい準備をして、応援していただいているみなさんに、何かが伝わるようにしたい」と7日のベトナム戦を見据えた。
なでしこジャパンの4大会連続の五輪出場が絶望的になった。日本(FIFAランク4位)は1-2で中国(同17位)に敗れ、1分け2敗の勝ち点1で6チーム中5位。残り2連勝しても出場権を得る2位以内の確保が厳しくなった。 11年女子W杯優勝などに導いた佐々木則夫監督(57)は今大会限りで退任することが濃厚。後任はU-20(20歳以下)女子日本代表の高倉麻子監督(47)が有力だ。日本は7日にベトナム(同29位)と対戦する。 ◆佐々木則夫(ささき・のりお)1958年(昭33)5月24日、山形県尾花沢市生まれ。東京・帝京高で主将として高校総体優勝、高校選手権4強。明大を経て電電関東でプレー。91年に現役引退後、NTT関東監督やJ1大宮強化育成部長、ユース監督を歴任。06年なでしこジャパンのコーチとなり、07年12月に監督就任。初采配となった08年2月の東アジア選手権で女子日本代表史上初の国際大会優勝に導
なでしこジャパン(FIFAランキング4位)が初戦でオーストラリア(同9位)に1-3で敗れ、黒星スタートとなった。 日本は前半25分、FWデバンナに先制ゴールを許すと同40分にはFWヘイマンに2点目を奪われ苦しい展開。同ロスタイムにFW大儀見が1点を返したものの、後半にもダメ押しゴールを奪われ、まさかの3失点となった。次戦は2日の韓国戦。 大会は6チームのリーグ戦で、上位2チームが五輪出場権を得る。 日本11-2 0-13オーストラリア 【得点者】 前半25分 デバンナ(豪) 前半40分 ヘイマン(豪) 前半47分 大儀見(日本) 後半33分 ゴリー(豪) 【後半48分 日本1-3豪州】 試合終了。 【後半48分 日本1-3豪州】 ゴール正面やや遠い位置からMF宮間のFK。直接狙うもポスト左に外れる 【後半44分 日本1-3豪州】 右サイドからのクロスをゴール前に走りこんだMF宮間がシュート
トラックの女王だった福士加代子(33=ワコール)が、リオデジャネイロ五輪代表を当確にした。日本歴代7位となる2時間22分17秒で独走優勝。日本陸連の五輪派遣設定記録2時間22分30秒を突破し、過去3大会はトラック種目で出場してきた実力者が、悲願だったマラソンでの五輪出場をほぼ手中に収めた。「リオ、決定だべえ~」と絶叫した福士は、本番での目標を金メダル獲得に設定。出場すれば陸上日本女子初の4大会連続五輪となる。 福士の耳に、永山監督の絶叫が飛び込んだ。ゴールまでラスト600メートル、さらに会場直前で「5秒足りない!」。独走優勝は確実だったが「監督に、あと5秒と言われて必死でダッシュした」。五輪派遣に日本陸連が設定した記録は2時間22分30秒。実は突破できるペースだったが「サバをよんだ」という監督の声に乗せられて激走した。 必死の形相でテープを切ると、反転してタイムを確認。8度目のマラソンで自
6大会連続10度目の五輪出場を決めていた日本が同じく本大会に出場する韓国に3-2で逆転勝ちし、優勝した。 日本は前半に先制点を献上し、後半立ち上がりにも失点。しかし、22分に途中出場の浅野、23分に矢島と立て続けにゴールを奪うと、36分に浅野が勝ち越し点を決めて五輪出場に花を添えた。 日本は1次リーグから6連勝の快進撃で、2014年仁川アジア大会準々決勝で敗れた韓国にも雪辱した。 今大会MVPにはMF中島が選ばれた。 日 本30-1 3-12韓国 【得点者】 前半20分 クォン・チャンフン(韓) 後半2分 チン・ソングク(韓) 後半22分 浅野(日) 後半23分 矢島(日) 後半36分 浅野(日) 日本対韓国 後半、逆転で優勝を決め、胴上げされる手倉森監督(撮影・清水貴仁) 【後半48分 日本3-2韓国】 試合終了。3-2で韓国を下す 【後半48分 日本3-2韓国】 MF豊川がペナルティ
琴奨菊が2006年初場所の栃東以来、日本出身力士として10年ぶりに優勝した。「日本人」でなく、「日本出身」と表記するのは理由がある。2012年夏場所で、旭天鵬(現在は引退して大島親方になっている)が優勝したからだ。 1992年にモンゴルから来日した大島親方は2005年に日本国籍を取得し、翌年に日本人女性と結婚。優勝した時は、日本人だった。 旭天鵬が優勝した日を境に、「栃東以来途絶えている日本人力士の優勝」の「日本人」の部分が、「日本出身」「日本生まれ」「和製」などに変わった。 琴奨菊が優勝した日、大島親方に聞いた。この言葉の言い回しについてどう思っているのか? 「ちょっと違和感はあるよね。俺が優勝する前は『外国人と日本人』だったのが『日本生まれ』『日本出身者』とかに言い方が変わった。俺は気にしてないけど、聞いたことがない言葉がどんどん出てきたね」 旭天鵬が優勝した直後、所属する友綱部屋に抗
国学院久我山(東京A)が前回準優勝の前橋育英(群馬)に1-0で競り勝ち、7度目の出場で初めて4強入りした。練習時間は平日2時間、対戦相手の分析はしないなど独自のスタイルを貫き、東京勢では17大会ぶりのベスト4進出だ。 4強の扉を開いた。後半12分、FW渋谷のパスを受けたFW内桶がドリブルでペナルティーエリアに進入し、右足を振り抜いた。ゴール右上に突き刺さり「人生最高のゴール。鳥肌が止まらなかった」と興奮が止まらなかった。終盤は猛攻に耐え、7年前の準々決勝で4強を阻まれた相手に競り勝った。就任1年目の清水監督は「感無量。技術も、したたかさもあった」と選手をたたえた。 文武両道の国学院久我山では朝の練習は禁止されている。平日の練習時間は2時間。史上最多209人の部員は野球部と半分ずつ1面の人工芝の練習場を使っている。狭い場所で素早くパスをつなぐスタイルを培ってきた。主将のMF宮原は「狭いからこ
ドラフト会議で珍事が起きた。ヤクルト真中満監督(44)が、明大・高山俊(4年=日大三)の交渉権を巡り、阪神金本監督と抽選に臨んだ。 真っ先に開封した真中監督は、交渉権を獲得したと勘違い。ガッツポーズをして「もうドキドキしていました。3拍子そろった選手。チームを代表する選手になってほしい。慣れ親しんだ神宮球場で一緒に頑張りましょう」と喜びのコメントを残したが、NPBからの指摘で勘違いが発覚。高山の交渉権は阪神が獲得した。 会見に訪れた真中監督は「ドラフト独特の緊張感でした。くじに、ドラフトのマークがあったのでそれでOKだと思った。最後まで全く気付きませんでした。あのガッツポーズを返してください」と、勘違いした理由を説明した。 仕切り直しで、東洋大・原樹理投手(4年=東洋大姫路)を1位指名。同監督は、「原君は何かの縁だと思う。先発完投型の即戦力。軸として回れる。チームを引っ張ってもらいたい」と
女子ショートプログラム(SP)首位の本郷理華(中京大)はフリーも121・70点で1位となり、合計187・45点で優勝した。 男子SP4位の日野龍樹(中京大)は135・87点の6位で、合計203・42点の6位だった。
ついにこのひがきました。14ねんまえは、るーびーかけが、おとなのじじょうでじしゅくだったので、ねんがんの、るーびーかけでした。 ちーむのみんなが、しあいまえからずーっと、つばくろう、るーびーくるの? と、しつこくきくので、いやなよかんはしましたが、やっぱりな!でした。おまえら、ほうすいしゃか!?ってくらいの、るーびーをいただきました。うれしかった。これも、ゆうしょうしたおかげです。ふぁんのみんなの、おうえんあっての、るーびーかけです。かんしゃ。 あと、ちーむのみんな、きゅうだんのみなさんには、ほんとうにかんしゃしています。“せかい”でいちばんしあわせな、ますこっとにしていただき、ありがとうございます。のこすは、にほんいちの、るーびーかけですね!そのときは、ちーむのみんなを、そうこうげきさせてもらいます。ちーむ、ふぁんのみんなでつかんだ、りーぐゆうしょう、つぎは、にほんのちょうてんへ。(つば
勝てば優勝だったINAC神戸が、最後までゴールを割れずレギュラーシリーズ優勝を逃した。 2位日テレと勝ち点1差で迎えたホーム浦和戦。FW大野忍(31)と高瀬愛実(24)の2トップを中心に相手ゴールに迫るが、決定機を生み出しきれなかった。 松田岳夫監督(53)は「勝たなければいけないゲームで得点を奪えなかったことが全て。残念ながらレギュラーシリーズは優勝できなかったが、さらに向上してエキサイティングシリーズに臨んでいきたい」と、後ろは振り返らなかった。 INAC神戸はレギュラーシリーズを2位で終え、高槻に5-1と快勝した日テレが逆転優勝。 10月から始まるエキサイティングシリーズでは、上位6チームが1回戦総当たりリーグ戦(全5節)を、下位4チームは2回戦総当たりリーグ戦(全6節)を戦う。上位リーグの優勝チームが年間王者となる。
安倍晋三首相(60)は4日、読売テレビの情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演し、「決める時は決めなければならない」と述べ、安保関連法案の今国会中成立に強い意欲を見せた。 ゲストが首相の「暴走」に言及すると、「暴走して私がどこへ行くというのか」と反論。自身のヤジに関しては「反省している。穏やかな性格なのですが」と釈明した。首相はこの日、閣議の後空路大阪へ。目的はテレビ出演で、出演後に帰京した。しかし、安保特別委員会の開会日でもあり、同委員会の鴻池祥肇委員長(自民)は理事懇談会で「一国の首相としてどういったものか」と、不快感を表明。野党は「そんなに暇なら委員会に出て答弁すべき」と抗議。8日まで首相が釈明しなければ、9日以降審議に応じない方針。
政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略) 2015年9月5日11時9分 紙面から ★4日、ここにきて任期満了に伴う自民党総裁選(8日告示、20日投開票)が騒がしくなってきた。すべての派閥が首相・安倍晋三支持を表明し、意欲を見せていた前総務会長・野田聖子は総裁選の立候補に必要な20人を用意できないとされてきたが、元参院副議長・尾辻秀久が「総裁選はやるべき」と推薦人になる意向を固めるなど、どうやらそのめどが立ったようだ。 ★安倍は当初から再選に自信を見せており、安保法制を審議する今国会を今月いっぱいまで延長するなど、総裁選が法案審議に影響することを承知の上で政治日程を組んでいた。当然、その計画は総裁選が行われる
政府は14日、関係閣僚会議を開き、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設計画見直し案の基本方針を公表した。9月初めに公募を開始する国際コンペでは「日本らしさ」が重要な要件となる方針。施設は原則として競技機能に限定し、屋根は観客席の上部のみとした。遠藤利明五輪相は陸上大会開催のために必要なサブトラックの常設を断念し、五輪時は仮設とすると表明した。 木材を利用した和風建築、日本の歴史や文化が反映された新国立競技場が生まれる可能性が出てきた。政府が行ったインターネット調査などで「最新技術で日本らしい『和』のイメージのある競技場に」との声が多く寄せられた。自民党の提言でも「木材等の多様な資材の利用」が明記されており、それも考慮した。 関係閣僚会議で安倍首相も「明治神宮外苑との調和」について言及。基本方針には周辺環境や景観との調和が盛り込まれた。新国立再検討推進室の担当者
国内の若手主体で2大会ぶりの優勝に挑むなでしこジャパン(FIFAランキング4位)が、北朝鮮(同8位)と対戦。 なでしこは新星の増矢、杉田がゴールを奪うなど見せ場を作ったが、北朝鮮の猛攻の前に2-4で敗れた。 日本20-1 2-34北朝鮮 【得点者】 前半36分(北朝鮮)リ・エギョン 後半4分(日本)増矢 後半20分(北朝鮮)リ・エギョン 後半25分(日本)杉田 後半34分(北朝鮮)ラ・ウンシム 後半36分(北朝鮮)ラ・ウンシム 4失点での敗戦に涙を見せるGK山根(撮影・清水貴仁) 後半49分 日本2-4北朝鮮 試合終了。 後半48分 日本2-4北朝鮮 MF猶本IN、FW有町OUT 後半47分 日本2-4北朝鮮 MF横山が長い距離をドリブル。ペナルティーエリアまで攻め込み、DF3人をかわし一気にシュートまで持ち込む。枠は外れたが、持ち味を発揮した。 後半45分 日本2-4北朝鮮 ロスタイムは
なでしこジャパンの佐々木則夫監督(57)が、日テレ-岡山湯郷戦を視察した。21日には8月1日に開幕する女子東アジア杯(中国・武漢)の代表メンバー発表を控えており、両チーム合わせて11人の予備登録メンバーに目を光らせた。 前半34分には日テレFW田中美南(21)が先制。1-1の後半22分には、日テレDF村松智子(20)がリーグ初得点を頭で挙げて決勝点。田中に関しては「W杯前の方が、ボールがおさまっていたよね」と、厳しい採点で期待の大きさを表現した。 また、海外組のFW大儀見優季(28=ウォルフスブルク)がDeNA-ヤクルト戦(横浜)、DF熊谷紗希(24)が日本ハム-楽天戦(札幌ド)で、プロ野球の始球式を務めたことに関し「なんで、オレのところに(依頼が)こないのかなあ。読売さん、原のタッチャン(原監督)に言っておいてよ」と、東京ドームでの大役に立候補していた。
「カツオ」の愛称を持つ日テレDF村松智子(20)が、リーグ初得点を挙げた。1-1の後半22分、MF上辻のFKをニアに飛び込み頭で合わせた。「点をとるのって気持ちいい」。21日の女子東アジア杯(8月1日開幕、中国・武漢)メンバー発表を前に、視察したなでしこジャパン佐々木監督にアピールする決勝弾にもなった。 女子W杯カナダ大会前の国内合宿では練習生として同行し「絶対にあそこに入って、もっと自分を磨きたいと思った」と、初代表への意識はさらに高まった。師と仰ぐ「イワシ」ことDF岩清水との代表競演を目指す。「イワシさんは目標ですが、いつか抜かしたい存在。一緒になでしこでできたら幸せ」。岩清水も「簡単には抜かせない。私も(W杯米国戦で)ああいう形で終わったので、まだ成長の余地があると思ってやっている」と言った。 ◆村松智子(むらまつ・ともこ)1994年(平6)10月23日、東京・世田谷区生まれ。中1で
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