米私立工科大学助教であり、現代アートの世界で注目を集めるアーティスト、スプツニ子!氏。東京・秋葉原に、ものづくりの最先端ワークスペース「DMM.make AKIBA」を立ち上げ、ベンチャーやプロダクトへの投資・育成を積極的に行う小笠原治氏。様々な分野でモデリングやシミュレーションに活用されるダッソー・システムズの新世代開発支援システム「3Dエクスペリエンス・プラットフォーム」を囲み、ものづくりの発想や環境、価値、未来について語り合った。 スプツニ子!氏(以下、スプツニ子!): DMM.make AKIBAを初めて案内していただいたとき、こんな場所ができたんだってものすごく感動しました。こういう場をつくれるのはどんな人なんだろうと、私の中で小笠原さんは謎の存在です(笑)。 小笠原治氏(以下、小笠原): ですよね(笑)。チームができるときは、まずモノがあって、そこに人が集まってくるのが普通です