障害者の就労支援施設で、知的障害者の男性(56)をダーツの的にして千枚通しを投げたとして、福岡県警小郡署は13日、暴行容疑で、施設を運営する同県小郡市のNPO法人「リブロ」元役員坂本静治容疑者(48)=同市小郡=を逮捕した。同署によると、「記憶にありません」と否認しているという。 逮捕容疑は2012年5月16日、小郡市の就労継続支援センターの作業場で、ダーツの的の絵を描いた段ボールを壁に掛け、その前に男性を座らせ、約3メートル離れた場所から千枚通しを投げた疑い。 同署によると、男性にけがはなかったが、12年春以降、坂本容疑者からエアガンで撃たれたり、ザリガニのはさみで鼻を挟まれたりするなどの暴行を受けたという。