清水建設は12日、建築現場にロボットを一斉に投入して工事を進める建築システムを構築したと発表した。自社で新規に開発した自律型ロボットを、資材の搬送・積み替え、鉄骨の溶接、天井仕上げの工程に用い、生産性向上などにつなげる。各工程で必要な技能労働者を約7割減らすことができる。2018年に実際の建築現場に適用する。鉄骨を自動で溶接できるロボット、資材を作業する場所まで障害物などを避けながら運ぶ搬送ロ
宅配業界で人手不足が深刻になる中、開発が進められている、無人の自動運転ですしを配達する車が13日、公開されました。 全長1メートル30センチ、高さは1メートルの小さな箱型の車両で、ドライバーが乗るスペースはなく、最も速くても時速6キロと、人が歩く程度のスピードで走ります。 60人前のすしを運ぶことができるということで、利用者はスマートフォンのアプリで受け取る場所を指定し、車にスマホをかざして鍵を開けて、すしを取り出す仕組みです。 両社は安全性をさらに高め、歩道を走る使い方を目指していますが、こうした車両が歩道を走ることを想定した法律がないため、国に法整備を働きかけていくとしています。 ベンチャー企業「ZMP」の谷口恒社長は「すしだけでなく、幅広い商品の物流に貢献していきたい」と話しています。 無人の自動運転車はドライバーの人手不足が深刻な宅配や、タクシーやバスといった公共交通機関の車両に活
■「不適切」と怒りの声 総合機械メーカーの不二越(富山市不二越本町)が5日、本社の東京一本化を発表した会見の席上、本間博夫会長(71)が採用に関し「富山で生まれ地方の大学に行ったとしても、私は極力採らない」「偏見かも分からないが、閉鎖的な考え方が強い」などと発言した。1928(昭和3)年に富山市で産声を上げた不二越。その経営トップが、富山生まれを否定するかのような持論を語り、県内企業、行政関係者は「出身地などでレッテルを貼るのはおかしい」「侮辱だ」などと怒りをあらわにした。学校関係者からは「富山の若者が閉鎖的とは思わない」と戸惑いの声が上がった。 本間氏は東京都出身、青山学院大経営学部卒。1970年に入社し2009年に社長、今年2月に代表権のある会長に就いた。 発言があったのは5日、富山市の富山商工会議所ビルで開いた17年5月中間期の決算発表会見。本間氏は、富山と東京の2本社体制から
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