ゲームやDVDのレンタルや販売などを手がけるゲオホールディングスの子会社ゲオは、使われずに自宅で保管されている携帯電話「埋蔵携帯」の価値が、総額1兆7013億円に上るとの試算結果をまとめた。 関西大学の宮本勝浩名誉教授の協力のもと実施した。携帯電話の1人当たりの平均保有台数から平均契約台数を差し引いた数字に、携帯電話の保有者数をかけたものを「埋蔵携帯台数」と定義。これに中古携帯の平均買い取り価格をかけることで算出した。2015年の調査時は1兆6489億円で、約500億円増加していた。 ゲオは、「(買い替え後に)不要な携帯端末を売るという習慣が根付いていない。今後、『埋蔵携帯』が中古市場に出回れば、携帯市場全体の更なる活性化が期待できる」としている。
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