“さすがに、おかしいな…” 異変を感じたのは、故郷の茨城県で1人暮らしの71歳の母に電話したときのこと。 土曜日のこの時間はいつもつながるはずなのに、夜になってもダメ。 ついに知人に連絡し、警察とともに窓ガラスを破って、施錠された家の中に踏み込んでもらいました。 しかし、そこにも母の姿はありませんでした。 6月10日(月)の「クローズアップ現代」で放送した内容は、NHKプラスで放送1週間後、17日(月)午後7:57 まで見逃し配信しています↓↓
![母はなぜ知らぬ間に火葬されたのか? “遺体トラブル”の深層 | NHK | WEB特集](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/72ec1cdb222cd989e05d015dbebc11a96f6c401d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20240609%2FK10014473361_2406070015_0607112054_01_02.jpg)
“さすがに、おかしいな…” 異変を感じたのは、故郷の茨城県で1人暮らしの71歳の母に電話したときのこと。 土曜日のこの時間はいつもつながるはずなのに、夜になってもダメ。 ついに知人に連絡し、警察とともに窓ガラスを破って、施錠された家の中に踏み込んでもらいました。 しかし、そこにも母の姿はありませんでした。 6月10日(月)の「クローズアップ現代」で放送した内容は、NHKプラスで放送1週間後、17日(月)午後7:57 まで見逃し配信しています↓↓
大雪によるJR京都線などの立往生では、7000人近い乗客が電車内に閉じ込められました。 その時、何が起きていたのか。 乗客への取材で今後の課題が見えてきました。 (JR立往生・乗客取材班) 閉じ込められた この冬一番の非常に強い寒気が列島を襲った今月24日。 雪が降り続ける中、JR湖西線を利用した滋賀県に住む男性は、午後7時20分ごろ、京都駅を出発した電車に乗り込みました。 ところが、走り出してまもなく、隣の山科駅に着く前に線路の上で電車は止まってしまいました。 男性はそれから7時間半余り、車内に閉じ込められてしまいます。 同じころ、20代のインストラクターの女性が乗っていたJR京都線の電車も、線路上で止まってしまいました。 女性は、午後6時半ごろに大阪駅を出発。 京都駅に到着する前の午後7時半ごろのことでした。
わが家の地盤は大丈夫!? 盛土のリスクを調べるには 地震や大雨などの災害で崩れるリスクがあるとされる「盛土」。 日本では多くの家が人工的に造成された「盛土」の上に建っています。 我が家の地盤は大丈夫? 調べ方と対策のポイントをまとめました。 そもそも「盛土」って? 「盛土(もりど)」は、住宅を建てる平らな土地を作るために、土を盛った部分のことです。 住宅への需要が高まった高度経済成長期以降、各地で盛土による宅地の造成がさかんになりました。すべての盛土が危険な訳ではありませんが、過去の大地震の際には、盛土が崩れる被害が繰り返し発生しています。 盛土には、大きく分けて谷のような地形を土砂で埋め立てた「谷埋め型」と、傾斜地に土砂を盛って平地を作る「腹付け型」があります。盛土には土を抑えるための「擁壁」が設置されています。 自宅の地盤は「盛土」か…調べ方はこちら まずは自治体が公開している資料など
宗教法人法に基づき裁判所に「オウム真理教」と「明覚寺」の解散命令請求が行われた際の証拠などの記録がすべて廃棄されていたことがわかりました。 行政機関の請求を受けて裁判所が「法令に違反し、著しく公共の福祉を害する」として宗教法人に解散命令を出したのは過去にこの2件しかなく、廃棄の判断が適切だったか問われることにそうです。 宗教法人の「解散命令」は行政機関などの請求を受けて裁判所が判断することになっています。 過去に行政機関からの請求に基づき「法令に違反し、著しく公共の福祉を害する行為をした」という理由で解散命令を受けたのは、地下鉄サリン事件などを起こした「オウム真理教」と、和歌山県に本部があり教団幹部などが詐欺事件で有罪判決を受けた「明覚寺」の2件に限られています。 この2件について、裁判所の手続きで双方が提出した証拠や主張に関する書類などの記録はそれぞれ東京地方裁判所と和歌山地方裁判所で保
共産党は、小池書記局長が党の会議で田村政策委員長を厳しく叱責したことがパワーハラスメントにあたるとして、警告の処分にしました。 共産党によりますと、今月5日に開かれた党の会議で、小池書記局長が地方議員の名前を間違って読み上げ、司会を務めていた田村政策委員長が訂正したところ、小池氏が田村氏に対し「間違えていない。訂正する必要はない」と強い口調で叱責したということです。 小池氏は数日後に田村氏に謝罪しましたが、党の内外から「パワーハラスメントではないか」という声が寄せられ、14日開かれた党の常任幹部会で警告の処分が決定されました。 小池氏は記者会見で「私の対応はパワーハラスメントそのもので、あってはならないことだった。二度と繰り返さないために深刻な反省と自己改革が必要だと肝に銘じている。警告は当然の処分であり、受け入れて全力で職務にあたっていきたい」と述べました。
子ども政策を検討する自民党の会合で、茂木幹事長は「少子化を止めないと、日本は極めて深刻な状況になる」と指摘し、結婚や出産を望む人たちが、希望を持てる政策を打ち出していく考えを強調しました。 来年4月のこども家庭庁の発足に向けて、子ども政策を検討する自民党の本部は28日午後、会合を開きました。 本部長を務める茂木幹事長は「日本がコロナの次に乗り越えなければならない大きな壁は、少子化であることは間違いなく、少子化を止めないと、日本は極めて深刻な状況になる」と指摘しました。 そのうえで「相当インパクトのあることをやらないと少子化は止まらない。家庭を持ち、子育てをしたいと思っている世代に、『国も応援している』という明確なメッセージが伝わり、希望を持てるような政策を打ち出したい」と述べました。 そして、会合では、まずは来年度予算案で、こども関係の予算を拡充する必要があるとして、政府に対し、結婚支援や
大塚製薬の栄養補助食品「カロリーメイト」が原材料価格の高騰などを受けて、1983年の発売開始以来、初めて値上げされることになりました。 発表によりますと、値上げは来年2月1日の出荷分からで、「カロリーメイト ブロック」の4本入りの場合、税抜きの希望小売価格は10%引き上げられ、今の200円から220円となります。 また、この商品を含めて、栄養補助食品や菓子、サプリメントなど合わせて55品目が来年2月1日の出荷分から、希望小売価格が8%から26%程度、値上げされます。 会社は価格引き上げの理由について、原材料価格やエネルギーコストの上昇が続き、企業努力だけで価格を維持することが難しくなったためだと説明していて、長年にわたって価格を据え置いていた商品にも値上げが波及した形です。
新型コロナウイルスの感染拡大で自宅療養者が急増する中、東京都内では末期がんの高齢患者がコロナに感染し、救急車を呼んだものの、搬送先が見つからず自宅で亡くなるケースがありました。診察した医師は「都内の病床は50%くらい空いているのに重症患者が入院できない原因はどこにあるのか今一度、見直してほしい」と訴えています。 東京 品川区の「ひなた在宅クリニック山王」は、大田区や品川区を中心に500人近くの患者への訪問診療を行っています。 7月28日、以前から末期の盲腸がんと診断され、自宅で療養をしていた83歳の男性の体調が悪化していると男性の妻からクリニックに連絡がありました。 午後6時ごろ医師が訪問して診察したところ、血液中の酸素の値は90%に下がり意識がもうろうとしている危険な状態で、抗原検査を行った結果、新型コロナに感染していることが確認されました。 医師が妻と相談をしたうえで、119番に電話し
27日は東日本と西日本の太平洋側を中心に晴れているところが多くなっています。気象庁は27日午前11時「関東甲信、東海、それに九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。 関東甲信は最も早い 東海・九州南部は過去2番目に早い 各地の梅雨明けは ▽平年と比べると関東甲信と東海で22日、九州南部で18日、いずれも早くなっているほか ▽去年と比べると関東甲信で19日、東海で20日、九州南部で14日いずれも早くなっています。 梅雨入りや梅雨明けは毎年9月に見直されますが、統計を取り始めた昭和26年以降、関東甲信のこれまでで最も早い梅雨明けは4年前2018年の6月29日で、このまま確定すれば過去最も早い梅雨明けとなり、東海と九州南部では過去2番目に早い梅雨明けとなります。
鉄道での襲撃事件を受け、国が鉄道事業者に対し、新たな車両を導入する際、防犯カメラの設置を義務づける方針を示しているのに対し、専門家などからは、設置ありきで対策が進められることへの反発や、防犯カメラの効果などについて疑問の声が相次いでいて、議論が難航しています。 去年、小田急線や京王線で乗客が刃物で切りつけられるなど鉄道での襲撃事件が相次いだことを受け、国は、鉄道事業者に対し、新たに車両を導入する際、防犯カメラの設置を義務づける方針を示しています。 しかし、24日に開かれた国土交通省と鉄道事業者、専門家などが出席する検討会では、方針に反発する声が相次ぎました。 専門家などからは、小田急線の事件は車両に最新のカメラが設置されていたにも関わらず防げなかったとして、「安全は、車両にカメラをつければ担保できるというものではない。カメラの設置ありきで対策が進むのはどうなのか」、「防犯カメラの抑止効果も
「仕事の連絡ばかりで休んだ気がしない」 あ、またか。休みなのに、仕事のメールが… うんざりしますよね。 コロナ禍でオンラインでのやり取りが増える中、休日にも仕事の連絡が届くようになったという声が相次いでいます。 ストレスなく過ごすためにはどうすればいいのでしょうか? (大阪放送局 西澤友陽 ネットワーク報道部 秋元宏美 芋野達郎) 「休日に業務連絡、本気でうっとうしい」 「休日まで気軽に連絡してくる人がいる」 SNSでは業務時間外の仕事の連絡に対して、憤りの声が相次いでいます。 今の若い人たちはどう思っているのか。渋谷駅前で聞きました。 20代から30代の17人にインタビューすると、13人が「業務時間外に会社から連絡を受けることがある」と話していました。 「別に気にならない」という人もいましたが「不満を感じている」という人が7人と半数以上でした。 その1人、東京都内のシステム開発会社に勤め
大阪では、路上でたばこを吸ったり、歩きたばこをしたりする人が多いように感じるという声が聞かれます。視聴者の皆さんからも大阪放送局の投稿フォームには、“歩きたばこが多いの、なんでなん?”という疑問の声が寄せられています。 調べてみると、大阪と東京では、屋外でのたばこの喫煙に関する規制に違いがあり、その違いの背景も分かりました。 こうした中、大阪市も、“歩きたばこ”を減らそうと、取り組みを強化しようとしています。 (大阪放送局 なんでなん取材班) 路上喫煙多い?大阪の繁華街で 路上喫煙に、歩きたばこ。大阪でしばしば見かける光景です。 大阪の繁華街、天満では、雨もようにもかかわらず、1時間ほどで8人が歩きたばこで通過していきました。 通りかかった男性は「駅から降りたらすぐにたばこ吸って、この道を、酒を飲む店に行くまで吸っている人が多いね」と話しました。
北海道の知床半島の沖合で観光船が遭難した事故で、同じ小型の観光船を知床で運航する会社の社長がNHKの取材に応じ、事故を起こした運航会社についてふだんから危険な運航をやめるよう忠告しても聞かないときがあったとして、運航の安全管理に疑問を投げかけました。 取材に応じたのは、遭難した「KAZU 1」(19トン)と同じ小型の観光船を知床で2003年から運航している会社の菅原浩也社長です。 みずからも知床の海で5、6年ほど運航経験があるという菅原さんは、2005年に知床が世界自然遺産に登録された前後から、より接近してヒグマなどを観察できる小型観光船の人気が高まったとしています。 小型船は、遭難した「KAZU 1」を運航する「知床遊覧船」を含めて、知床の斜里町側では4社が同じ航路、料金で運航しているということです。 知床の小型観光船の航路について「サケやマスの定置網と岩場を避けながら陸地に近づいて運航
高騰が続く原油価格への対策をめぐり木原官房副長官は石油元売り会社への補助金の拡充などで対応するのが望ましいとして、ガソリン税の上乗せ分の課税を停止するいわゆる「トリガー条項」の凍結解除に慎重な見解を示しました。 木原官房副長官は23日夜に出演したTBSのBS番組で、高騰が続く原油価格への対策について「激変緩和措置に取り組んでおり、この措置の利点は法改正をしなくても機動的に対応できることと、ガソリンだけでなく灯油、軽油、重油まで幅広く取り組むことができる点だ。これをさらにブラッシュアップしていく方が近道かと思う」と述べ、石油元売り会社への補助金の拡充などで対応するのが望ましいという認識を示しました。 そのうえで「『トリガー条項』より激変緩和措置をしっかりやっていくほうが機動的だと考える」と述べ、ガソリン税のうち1リットル当たりおよそ25円の上乗せ分の課税を停止する、いわゆる「トリガー条項」の
31日夕方、石川県にある航空自衛隊小松基地のF15戦闘機1機が、日本海上空を飛行中にレーダーから機影が消えました。 周辺の海上で機体の一部が見つかり、防衛省は戦闘機が海に墜落したとみて確認を進めるとともに、乗っていた2人のパイロットの捜索を続けています。 防衛省によりますと31日午後5時半頃、航空自衛隊小松基地のF15戦闘機1機が、基地を離陸したあと、飛行中にレーダーから機影が消えました。 機影が消えたのは小松基地から西北西におよそ5キロ離れた日本海上空で、訓練のために基地を離陸したということです。 また、この戦闘機は、「飛行教導群」と呼ばれる部隊の2人乗りの機体で、小松基地の担当者は取材に対し、当時、乗っていたのはこの部隊のパイロット2人だと説明しています。 防衛省や海上保安庁が捜索した結果、消息を絶った周辺の海上で、機体の一部が見つかったということで、防衛省は戦闘機が海に墜落したとみて
埼玉県ふじみ野市で起きた医師を人質にとった立てこもり事件で、逮捕された66歳の容疑者は、調べに対し「母が死んでしまって、この先いいことがないと思った。医師やクリニックの人を殺して自殺しようと思った」と供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。 27日の夜、埼玉県ふじみ野市の無職、渡邊宏容疑者(66)が医師の鈴木純一さん(44)を人質にとって立てこもり、殺人未遂の疑いで逮捕された事件で、警察は散弾銃を撃って殺害したとして29日午前、容疑を殺人に切り替えて検察庁に送りました。 これまでの調べで容疑者の92歳の母親は数年前から鈴木医師の訪問診療を受けていましたが、栄養をチューブで送る「胃ろう」を在宅で受けられないことに不満を抱いていたとみられ、母親が死亡した翌日に鈴木医師とクリニックの関係者合わせて7人を呼びつけたことがわかっています。 その後の調べで動機について、「母が死んでしまい、
立憲民主党は常任幹事会で、去年の衆議院選挙の総括案について議論しましたが、共産党との連携が選挙結果に影響を与えたとする分析をめぐって異論が出され、25日予定していた決定を見送ることになりました。 立憲民主党は、去年の衆議院選挙で議席を減らした要因を分析した総括案について、25日の常任幹事会で議論しました。 総括案では、選挙後に行った調査をもとに共産党との連携が選挙結果に影響を与えたなどとする分析を盛り込んでいましたが、出席者から「調査結果を具体的に記載すると、数字がひとり歩きする」といった異論が出されました。 指摘を受け、党執行部は調査結果の部分などを改めることを決め、25日予定していた総括の決定を見送ることになりました。 立憲民主党は衆議院選挙の総括を行ったうえで、夏の参議院選挙に向け野党間の選挙区調整などの協議を始めたい考えですが、党内外から「対応が遅れている」という指摘が出ていること
アメリカの科学雑誌は、人類最後の日までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」の時刻について、これまでで最も短くなった過去2年と同じ「残り1分40秒」と発表し、核兵器や新型コロナウイルス、気候変動の脅威によって、世界は非常に危険な状態にあると警告しました。 アメリカの科学雑誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は20日、オンラインで記者会見を開き、人類最後の日までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」の時刻について、これまでで最も短かったおととしと去年と同じ「残り1分40秒」と発表しました。 「終末時計」の時刻は、75年前の1947年に「残り7分」から始まり、東西冷戦の終結後には「残り17分」まで戻されましたが、おととしから3年連続で最も短くなりました。 その理由として、 ▼アメリカとロシア、アメリカと中国の間で緊張が続き、いずれも核兵器の近代化などを進めていることや、 ▼北朝
新型コロナウイルスの変異ウイルス、オミクロン株について、WHO=世界保健機関はヨーロッパや中央アジアなどでは今後、6週間から8週間で人口の半数を超える人たちが感染するおそれがあるとして、各国に対してワクチン接種を加速させるよう改めて呼びかけました。 WHOヨーロッパ地域事務局のクルーゲ事務局長は11日の記者会見で、変異ウイルスのオミクロン株は感染力が非常に強く、特に西ヨーロッパの国々ではすでに感染の主流になっていると指摘しました。 また、バルカン半島の国々でもオミクロン株が主流になりつつあるとしています。 そのうえでクルーゲ事務局長は、WHOヨーロッパ地域事務局が管轄するヨーロッパとロシア、中央アジアなど53か国について「今後6週間から8週間で人口の半数を超える人たちがオミクロン株に感染するおそれがある」と述べ強い懸念を示しました。 一方でクルーゲ事務局長はワクチンを接種していればオミクロ
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