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2012年10月8日のブックマーク (3件)

  • 「空気」の支配から法の支配へ : 池田信夫 blog

    2012年10月08日19:05 カテゴリテクニカル 「空気」の支配から法の支配へ 先週の記事の続き:「空気」を共有知識と理解すると、それは日人に固有のものではない。グライフの有名な業績で知られるように、中世のマグレブ商人なども互いの評判を共有する「空気」によって取引の安全性を担保していた。ただ、これは特殊な条件のもとでのみ有効で、マグレブ商人の取引関係も血縁のみで成り立っていたわけではない。 もう少し一般的なメカニズムとして、ヨーロッパで中世に広く行なわれていたのがcommunity responsibility system(CRS)と呼ばれるものだ。これはグラミン銀行のように、債務不履行の責任を「隣組」に負わせるしくみで、多くの発展途上国にみられる。日の無尽や頼母子講もこれに似たしくみだった。CRSを成立させる条件は、こうしたマイクロファイナンスの経験でよくわかっている。互いによ

    「空気」の支配から法の支配へ : 池田信夫 blog
    sin16waki
    sin16waki 2012/10/08
  • 尊王攘夷の源流 : 池田信夫 blog

    2012年10月08日00:55 カテゴリ法/政治 尊王攘夷の源流 マニアックな話が続いて恐縮だが、きのうの記事について與那覇さんからコメントがあったので、ちょっと補足。 山七平は丸山眞男とほぼ同じ江戸時代の思想史を扱い、その内容もよく似ているが、ほとんど丸山を参照していない。私の知るかぎり唯一の例外は『現人神の創作者たち』の中で、丸山の「闇斎学と闇斎学派」を(否定的に)参照している部分である(上巻p.168)。しかし全体の論旨から考えると、山は丸山からかなり影響を受けていると思われる。 『現人神』は、山がみずから主著と呼び、「私はこれを書くために20年間、沈黙していた」と述べた力作だが、今ではほとんど忘れられたである。そこで彼が追究したのは、日軍の狂気をもたらした「現人神」信仰はどこから来たのかという問題だった。 一見すると、この答は簡単である。天皇を神として奉る思想は幕末の尊

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    sin16waki
    sin16waki 2012/10/08
  • 「美しい国、日本」な安倍晋三の政策にある問題点

    予想通りに自民党総裁になり、次の内閣総理大臣だと目される安倍晋三元総理だが、このまま上手く選挙を乗り切れるか、その後の政局運営が上手く行くかは分からない。 機能性胃腸障害で辞めたはずだったのに難病の潰瘍性大腸炎だった事はともかく、安倍氏の政治姿勢に議論を呼びそうなものがあるからだ。 安倍氏は改憲派で、教育改革に関心が強い。この関心事項に問題はないが、安倍氏が改革したい方向が問題になる。さらに経済政策を全面に出さないのは、経済政策への無関心を表している可能性がある。 1. 改憲の方向を示さない改憲 改憲は、改憲の容易化を主張しているが、具体的な改憲案を全面に打ち出して選挙が行われた事がないのに、改憲が不合理に困難であるかは分からない。改憲の容易化後に、何をどう改憲したいのかを明らかにする必要がある。真の目的を明らかにしないと、その前段である第九十六条の修正も否定される可能性が高いであろう。も

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    sin16waki
    sin16waki 2012/10/08