2007年8月15日、米航空宇宙局(NASA)が公表した銀河進化探査衛星GALEX(Galaxy Evolution Explorer)の撮影による変更星「ミラ(Mira)」の画像。(c)AFP/NASA/JPL CALTECH 【8月16日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は15日、銀河進化探査衛星GALEX(Galaxy Evolution Explorer)が撮影した変光星「ミラ(Mira)」の画像を公開した。この星は、長さ数百万キロに及ぶ「尾」を持ち、新しい銀河系の「種」をまき散らしながら進むという。 ラテン語で「不思議なもの」を意味する言葉に由来する「ミラ」は、400年にわたって科学者たちの注目を集めてきたが、実際に「尾」が撮影されたのは今回が初めて。すい星状の「尾」の長さは約13光年で、その距離は太陽から冥王星までの2万倍に相当する。 ミラの「尾」は、ミラを構成する物質が吹き出