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ブックマーク / toshokan.weblogs.jp (17)

  • 山が動いた - 被災者を支援する図書館活動についての協力依頼

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. (追記)以下は出版社ほか権利をお持ちの方々へのお願いです。 多くの被災地の図書館では、被災者や復旧救援救護に必要な文献や図書が利用できません。被災地向けだけでも、図書館に公衆送信権及び送信可能化権を頂き、事後の電子媒体の廃棄を条件に図書館間の複写をPDFで、メール送信を認めて頂けないでしょうか。 と無理を承知で前回のこのblogで訴えてみたり、Twitterでつぶやいたり、MLで各方面に投げてから約10日。 「まあ、図書館退屈男は言うだけで交渉能力ないし」と思っていたら、思わぬところから動きがありました。3月24日(木)に文化庁で開催された「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議」(第6回)にて、常世田委員より「日図書館協会から被

  • Code4Lib JAPANへの誘い - デジタル情報の最前線に立つ覚悟はあるか

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 岡崎市立図書館の一件以来、司書のITへの対応力が問われている。 曰く、 図書館業は蔵書の貸し出しであり管理、あるいは子どもへのの読み聞かせ システムに関する知識を個々の職員に求めるのは酷 司書は文系が多いから仕方がない 図書館では専門的な知識を有している人が乏しい これらの発言に悪意は感じないし、仕方のないことだと思う。「が好きだから」司書を目指し、職に就く者は多い。「ITがすきだから」「パソコンが好きだから」図書館で働く,という話は聞いたことがない。 しかし、図書館員はもうITの力なしでは業務はできない。カード式目録と膨大な冊子体の索引誌で文献を探す時代にはもう戻れない。書庫に眠る壁一面のChemical Abstracts(化

  • OPACをクローリングしたら逮捕されるこの国で

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 「図書館から新着図書データを自動で取得するプログラムを開発、実行した結果、図書館のシステムが脆弱だったためサービスが停止。結果、図書館はサイバー攻撃と見なし県警に被害届を提出、プログラム開発者は逮捕拘留の末、不起訴処分となる。このことについて図書館長は「違法性がないことは知っていたが、図書館に了解を求めることなく、繰り返しアクセスしたことが問題だ」と発言。」 これが愛知県岡崎市立図書館で発生した事件の概要。 事件の経過や詳細は、 岡崎図書館HP大量アクセス事件について / さかなの目 岡崎市立中央図書館事件 議論と検証のまとめ / Vipper_The_NEET twitter ハッシュタグ #librahack を参照して頂きたい。 プ

  • 認定制度の価値を問うな

    図書館協会2009年度総会における第五号議案「専門職員認定制度について」の審議結果。 ◆図書館界ニュース ○日図書館協会総会等を開催 日図書館協会は5月27日から理事会、評議員会、総会をそれぞれ開催した。 (略) 専門職員認定制度については、実施およびそのための組織の立上げを内容とする提案であったが、総会においては保留が多く採択されず、今後の扱いについては常務理事会で検討することになった。 (JLAメールマガジン  第456号 2009/6/3発信 より) いざ蓋を開けてみたら、この結果であった。なお、総会資料によれば、事前の評議員会でも反対3、保留23、賛成多数とあった。また、総会では反対4、保留23、賛成21であった。 以下、配布資料による議事概要と、主な質疑をまとめました。当然ですが、以下は正式な議事録ではありません。仔細については追って「図書館雑誌」に掲載される議事録をご参

  • ちょっとJLA定期総会に行ってくる。(専門職員認定制度的に)

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 応援してくださる方もいらっしゃる中、5月29日(金)の2009年度日図書館協会定期総会に「出席」する旨のハガキを先日投函してきました。職場で緊急の用務が発生しない限り、出席の予定です。 専門職員認定制度について、4月30日に電子メールで質問を送付しましたがいまだ回答はありません。昨年の総会(社団法人日図書館協会2008年度定期総会議事録. 図書館雑誌, 102(8), p572, 2008.8)での方針、 2009年5月に予定されている協会の総会で承認を得て2009年度から格実施となる予定です。 (三村敦美. "専門職員認定制度特別検討チーム(第四次)の発足と今後の活動". 図書館雑誌, 102(6), p407, 2008.6)

  • JLAに質問を出してみた

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 日図書館協会に専門職員認定制度について質問を出してみました. 今日が締め切りだったので. 大まかな質問内容は以下のとおりです. 認定制度及び予備審査の要件等に明記されていないにもかかわらず、「大学図書館や専門図書館といった公立図書館以外の館種やその他類縁機関」勤務者を認定対象としない理由とその根拠 認定対象となる勤務先について、明記しない理由と根拠規定 「大学図書館や専門図書館といった公立図書館以外の館種やその他類縁機関」勤務者に対し、図書館で中核的な役割を持つ司書の資質向上 組織内における司書の専門性の認知 司書の社会的認知の向上の3点について、今後どのような施策等をもってこれに資するのか、または貴会としてどのように捉えているか 大人

  • JLA「専門職員認定制度」の門はジブラルタルより狭い

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 帰宅したら日図書館協会の「専門職員認定制度予備審査会」から審査結果が届いていました. 「別紙」によるその結果は! 別紙 [図書館退屈男] 様 (申請者番号:nnnnn) あなたの予備審査の結果は、以下のとおりです. 大学図書館や専門図書館といった公立図書館以外の館種や その他類縁機関に主として勤務されている方については、 認定の対象となりません. 以上 …….ポイントがどうこうではなく、勤務先で門前払いね。このblogで文句をつけたことが理由だったら笑う。履歴書を別に書かせるぐらいなのだから、最初から「だが断る」と書いてくださいよ. 鑑によると、「審査が実施される場合には、申請にあたり下記のことが要件となります」とありました. 地方公

    sinngetu
    sinngetu 2009/03/28
    …うーむ
  • CiNiiはRDFへ舵を切った

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 4月1日からリニューアル予定のCiNiiの試験公開が始まりました。"ciexam"というホスト名すらカコイイ。examですよexam。青くなりそう。 インターフェースが変わったことはもちろんですが、 Firefoxでアクセスすれば、 ほら、「俺はOpenSearchできるぜ!Come on!」と訴えている! (青くなった矢印クリックで"CiNii Opensearchを追加"と出ます。) しかも、「CiNiiのAPI(1)-OpenSearchについて」によれば、OpenSearchの出力はxhtmlRSS、ATOMで出力可能。つまり、RSSなりATOMの検索結果をフィードとして登録しておけば、新着通知も受けられるなんて素敵仕様さ。 h

  • Catalogerになりたくて

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 図書館退屈男。目録と図書館システム担当職員。でも目録は初体験。 「目録はじめてですぅ。レファレンスは何とかなります。でも得意なのはシステム系です」って、超少数派マイナー路線なのかもしれない。「今まで何やってたんですか」「それって、司書でなくてもよろしくなくて?」「覚えておきなさい。こんな司書、滅多にいないんだからね!」とか聞こえてきそう。 何か司書としてのIdentityを考えてしまう秋の夕暮れ。 とはいえ、係の主業務だから四の五の言わずにNACSIS-CAT目録システム講習会(図書コース)に「経験年数:3ヶ月」(20年6月現在)と正直に記入して果敢にエントリー、第5回を受講できることになったので行ってきました。(雑誌コースは落選しました

    sinngetu
    sinngetu 2008/10/20
    おれも早く目録担当やりたい
  • 図書館退屈男が「図書館戦争」状況〇一を見る

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 関東地区では4月10日から放送の始まったアニメ「図書館戦争」を見ました。 次回放送から毎週(木)24:45からに放送時間が変わるので注意。 2chあたりではスイーツ(笑)ラブコメ扱いのようですが、図書館屋的に見ておくシーンを。 ストーリーとかそういうのは公式サイトなり他のblogなり2chなり原作を見ていただくなどしていただければ。 教育実習先の図書館で小牧と郁が歩くシーンでそれなりに年季の入った縦10段横7段×nの目録カードケースが見られる。(手前から515,512で「洋図書…目録」しか判別できなかった。奥は520? 洋書515だけで10x7段使うってどんだけ所蔵しているんだ。) 伊藤伊さんのかな。 でも「足」がないから最下段は床置き。

    sinngetu
    sinngetu 2008/04/15
    見たいなー
  • 図書館退屈男 - MyOpenArchiveに目を見張った

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. http://www.myopenarchive.org/ オープン•アーカイブ•コンソーシアムは非営利組織の学術論文オープン化推進機構で、事務局を日に置き、2007年夏に形成されました。 http://www.myopenarchive.org/blog/2007/09/open-archive-consortium.html というサイトを発見。 論文のアップロード タグ付与 スターでの評価 トラックバック受付 同著者の他の論文へのリンク ブックマーク数の表示 などが主要な機能のようです。なるほど、登録された論文の「評価」もできますね。 興味津々でsignupしようとしたら「not invitation」と言われて。招待してもらわな

  • 国立国会図書館がソーシャルブックマークを始めると誰が予想しえたのか。

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 一気に10光年ぐらい引き離された感じがした。ただ唯一の国立図書館の力を見せつけられた。 「10月中旬より提供予定」と告知されていた国立国会図書館デジタルアーカイブポータル PORTAが公開されたとカレントアウェアネス-Rで告知されていた。 とりあえずユーザ登録。このページを読んだらすぐ登録すべきだ。 検索そのものは以前のプロトタイプとそれほど変わらない(ように見える)。エンジンはGETA。ただし使いやすさは格段にアップしている。 ここで強調すべきなのはこのサイトの「ポータル」度の強さだ。ユーザ登録してパーソナライズ可能な実装を列挙してみる。詳しくはヘルプを。 ユーザ種別に応じた検索対象等の設定 一般、図書館員、自然科学系、人文科学系、子ど

  • 公務と理想

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. NIIのCSIワークショップでのARGの岡さんの発言、「能力のある方(図書館員)が、公的な形で表にあらわれてこないのは、大学図書館界の損失」問題について、時機を逸した感もあるが実例をひとつ。こちらは専門図書館なので多少事情が異なることもありますが。(ワークショップの資料はNIIのサイトで公開中。) 当所でも研究所のごとく「年報」を毎年出しており、この時期になると昨年度の統計データや取り組みについて取りまとめて提出している。ちなみに、研究所や試験場の年報類にはたいていの場合名簿と人事異動記録、業績リストが掲載されているので、人の動きや業績を追いかけるには便利なレファレンスツールのひとつである。当所の場合は、個人情報保護の観点から今年から名

  • 第8回図書館総合展 (2nd Day)

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 図書館総合展2日目。今日は遅めに11時に会場入り、そのままブースで説明対応。なぜか不在の時に限って尋ねてこられる方が多く、申し訳なく思う。失礼しましたが、いつでもご連絡ください。 昨日に引き続き、「RSSを」と言われると呼ばれてその都度弊社の取り組みについて説明。その他、通りすがった方をキャッチ、「…研究はちょっと…よくわからないし…」という方には、半ば強引に弊社(の関連研究所)の研究成果のうち、一般消費者にもなじみのある 渋皮が簡単にむける画期的なニホングリ新品種「ぽろたん」(動画あり) メチル化カテキンを含む茶葉「べにふうき」を原料とした緑茶 容器詰め飲料として製品化(花粉症などに効果があります。今シーズンから大量生産に入ります。)

  • その名はNext-L

    などの利点を挙げている。 しかし、前述の兼宗の指摘から2年が経過した現在でも、「公共図書館におけるビジネス支援や大学図書館における機関リポジトリ管理などの新しい役割を効果的に対応するための仕組みが新たに必要とされている」(前掲)にもかかわらず、国内の図書館システムの現状に目立った動きは無いといえる。 このような状況下において、ついに複数の有志によるコミュニティを中心として、国内でオープンソースによる図書館システムの設計、開発を行い、全国に普及を図るプロジェクトが動き出した。その名は Next-L。正式な名称は長いのでとりあえず略しておく。 今日の会合(幹部会とでも言うべきだろうか)においては、プロジェクトの趣旨説明と解決すべき課題の確認が行われた。まずは小規模な公共図書館や学校図書館などの業務等に適した規模での設計と開発が念頭に置かれているが、OPAC2.0のような新たな概念に基くサービス

  • 行ってきたよ京都。

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. JTB時刻表できっちり車両種別を確認し、博多行き500系のぞみで京都まで。寝過ごしたらいきなり九州かもという軽い恐怖。 そして到着した京都大学。事前に地図をプリントアウトし忘れ、迷うこと10分。ようやく目的の数理解析研究所115教室に入ると、ちょうとお昼が終わったような雰囲気。でもスクリーンに映るUNIXなコンソール。そして飛び交う「TeXだとこの項目が云々」「いやこうすればOK」…TeXTeXだよ。確かに物理学系の後輩が「数式書くならTeX最強」といっていたことを思い出す。そして自分だけ上下スーツ。暑い。場違い感全開で今日の研究集会の代表者の戸瀬さん、行木さんにご挨拶。それでも見知った方から声をかけていただく。ありがたい。図書館の方々

    sinngetu
    sinngetu 2006/09/12
    リポジトリの統計をCOUNTERに準拠するというアイディア
  • タグクラウドその後

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 前回のエントリ、図書館タグクラウドに特にはてな方面から多くのアクセスを頂き、ありがとうございました。このblogを始めて以来のアクセスの多さに驚いています。 タグクラウド、人気ありますね。他のデータベースでも応用したいところです。 さて、その後ですが、ひどいソースを見た後輩が大幅に手を入れて、 専門用語の抽出には,東京大学・中川裕志教授,横浜国立大学・森辰則助教授,東京大学・前田朗らによる「専門用語自動抽出システム」を利用。 書誌名を日語と英語に簡易分離。 日語については,形態素解析器 MeCab を用いて形態素解析を行った後,専門用語自動抽出用 Perl モジュール TermExt::MeCab を用いて専門用語を抽出。 英語につい

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